小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その90 富士フィルムの記憶色

2017-05-31 18:52:46 | 日記
自然教育園日記 その90 富士フィルムの記憶色
2017-5-21、23、26、27、30
今の主役は青葉である。これを絵にするのは難しいが、富士フィルムとツアイスの組み合わせでなんとか絵にならないか。本物より良く見せるにはこの組み合わせが一番である。写真家プロがよくFujifilm X-Tシリーズを絶賛するが、こいつはほんものより良く見せるのである。こいつに頼ってばかりいるのは本当のプロなのかと思うときもある。
富士フィルムのカメラ開発スタッフはフィルム時代の憧れのフィルム、ベルビアをデジタルでいかに再現するかに大きな勢力を注いできたように思える。ベルビアは記憶色を追求したフィルムである。当方はその時代に写真をやっていなかったので、特別な思い入れは全くないし、 そのベルビアの意味もよくわからない。ただ、富士フィルムのデジタルカメラだけが、飛びぬけて、記憶色にこだわりを持つことだけは感じる。以前はこの富士フィルムのこだわりがうるさくて、勝手に押し付けるな、余計なお世話だと、富士フィルムのカメラから離れたこともあったが、最近は面倒になったのか、本物よりきれいに撮ってくれるなら、それでいいじゃないかと思っている。
記憶色の意味は<多くの人が、イメージとして記憶している色>。ネットにはこんな説明がついている。<桜(ソメイヨシノ)の花の色。多くの人が淡いピンクだと思っているけど、実際はほとんど白。そのため、写真に撮ると白く写る。しかし、これだとほとんどの人が納得しないので、印刷物に載せるときは意図的にピンクを強くすることが多い。次に、晴天の青い空。日本では、スッキリとした秋晴れでも水色に近い薄めの青だ。しかし、やはり印刷するときは地中海の空のように真っ青にすることが多い。最後に、人間の肌の色。もちろん個人差はあるものの、実際の色は土のようにくすんだ黄土色で、そのままだとすごく不健康に見えてしまう。そのため、やはり実際より健康的な色に印刷することが多い。どのケースも、実際の色ではなく、多く人がイメージとして記憶していて、しかも好ましいと思っている色に調整している。>


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

いつも水面がきれいなわけではない。わずかなタイミングできれいになると、面白い絵がポンと現れる。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

いよいよアジサイのシーズンになりました。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

池に落ちた虫があがいている。その波紋が面白い。当人にとっては死活問題であるが、自然の摂理にまかせるしかない。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro 

これがニワゼキショウらしい。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

こちらがアオイロニワゼキショウ。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro


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自然教育園日記 その89 ベスト・モーメント・キャプチャーでチョウを撮る

2017-05-30 19:02:59 | 日記
自然教育園日記 その89 ベスト・モーメント・キャプチャーでチョウを撮る

2017-5-21、23、26、27、30
まずは、Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー(BMC)がチョウ撮りに効果があるかをトライする。この日、ほんのわずかな時間帯にアオスジアゲハのデュエット、シンクロナイズド・フライングがみられた。 気まぐれではあるが、Nikon1 V3のAFでも空中のチョウを捉えることが出来るようだ。 なんども言うが、ベスト・モーメント・キャプチャーは半押しで狙って、本押しすると押したタイミングの前20コマと後ろ20コマが撮れるので(設定は変えられる)、これはnikon1とオリンパスOM-D E-M1 Mark IIしかできない。何度言っても興味ない人にはぜんぜん伝わらない。いやがられても、これだけ何度も言うのはソニーαシリーズにもつけてほしい一心からである。
普通の連写に対するBMCのメリットは? 鳥が飛び出す瞬間を撮るには絶対に有利である(これをソニーはぜんぜん分かっていない)。しかし、すでに飛んでいるものにメリットがあるか実はわからない。ミラーレスのファインダーは常に実態から遅れるから(今までに何度もこの遅れを説明しても、ぽかんとしている方が90%以上である)、ベスト・モーメント・キャプチャーはやはり有利と思う。


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
アオスジアゲハ・シンクロナイズド・フライイング


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー ハンカイソウ


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
ミスジチョウの仲間、コミスジ?


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
クロアゲハ


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
ルリシジミ?


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
アサギマダラ


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
ウラギンシジミ


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

久しぶりにカワセミさんが現われた。


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

ベスト・モーメント・キャプチャーはチョウ撮りでも有利と結論していいように思います。バラエティーに富んだ連続絵からチョウの表情まで考慮して、絵を選べます。


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立山アルペンルート その2

2017-05-25 18:48:29 | 日記
立山アルペンルート その2
2017-4-23

白馬アルペンホテルから須坂市へ出て、関越自動車道路で上田市経由で扇沢へ。いよいよアルペンルートに入ります。




Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8





トロリーバスで黒部ダムへ。バス内の画像を撮影。この観光放水は6月以降らしい。現在は放水なし。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

黒部ダムからの光景。ダム堰堤を歩きます。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Canon IXY

堰堤の端から、トロリーバス、ケーブルカー、空中ロープウェイ等を乗り継いで、室堂へ。
















Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

これは途中空中ローブウェイを降りたところ、大観峰。


Canon IXY


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

再びトロリーバスにのって室堂へ。



室堂では、このツアーのメインイベント、雪の大谷ウオーキング。室堂から往復30分くらいのウオーキングコースですが、天候が悪いとこれが歩けなくなります。この時は全くの晴天。防寒着もいらないくらいです。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Canon IXY


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Canon IXT

帰りは、室堂からは路線バスで美女平まで。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

美女平から、最後のケーブルカーで立山駅まで。



立山駅からバスで、またもや、北陸自動車道を日本海に沿って走り、上越市から上信越自動車道で、妙高高原、長野市を通過して上田まで。ここから新幹線でお帰りです。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

このツアーはルートを書くだけで疲れました。各乗り継ぎ時には人込みの中で30分から1時間待つわけで、このツアーだけで100名くらいですから、続々とツアーが来ます。もし最盛期の立山アルペンルートですとこんなもんじゃないと思います。個人でフリーにこのルートを旅するとなるとこれはものすごい過酷な旅になります。
黒部ダム建設は大変なことでしたが、その後、この時使われたルートが大きな観光ビジネスを生んだわけです。意を決して、一生に一度は行ってみるか、面倒だからやめておくか。
トロッコ列車に沿って、遊歩道もありますし、いろいろ温泉もありますし、勿論登山の中心地でもありますし、山に親しい人にとっては、時間さえあれば、楽しい地域であることはまちがいありません。

わかりましたよ、このコース、通常の逆なんです。 普通は1日目にトロッコ列車に乗ったら、その日は富山に泊まって、 次の日、立山駅からアルペンルートを横断して、扇沢から上田に出ればこんなとんでもなくいったり来たりしないで済むはずなんです。 富山の宿がいっぱいなのか、白馬の宿が超安かったのか、富山でなくて白馬に泊まるためにとんでもない距離行ったり来たりしていたんです。変だと思ったんだよ。
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立山アルペンルート  その1

2017-05-24 14:11:24 | 日記
立山アルペンルート  その1
2017-4-22~23
一か月前の旅です。超有名なツアー旅行ということで、ブログを書く気が起きないことと、いったいこのツアー旅行はどういうルートを通ったのかさっぱりわからなくて、調べるのに時間がかかったということで、いまごろアップしています。このルートは6月から本番ですから、これから行く人には参考になるかも、ならんだろうな??

<黒部の太陽>という黒四ダム建設の死闘を描いた古い映画を見ました。石原裕次郎と三船敏郎が出ているし、彼らが作った映画です。昔の映画は一生懸命でストレートでいいですね。今の映画はみな斜に構えて、努力や一生懸命であることをダサいことのように表現する。
旅行に行った後にこの映画を見てなるほどなるほどと言っているのです。我々の旅はいつもそうで、イタリア・シシリー島に行ってから後で、ゴッド・ファーザーやシネマ・パラダイスなぞ見て、なるほどなるほどそうだったのかと言っているざまです。まあ、先入観無しで旅行して、後で思い出をもっと素敵にするのもいいのかもしれませんが??
ツアー旅行というのは、みんな同じ行動するので、ユニークな写真を撮ることはまず無理です。自分なりの主張がないと写真を載せる気力がわきません。しかし、旅行のブログというのは書いておけば、その時の感覚や知識が明確に残って、とっても大事なことなのです。頑張って書いてみましょう。
   当方は全くの海人間で山はぜんぜん知りません。コースで見える山がなんだかちんぷんかんぷんで、どこを走っているのかも全くわかりません。第一、立山が富山県で、海からわずか数kmの地点にあることも知りませんでした。なんで山を走っていたら、急に海を走るのか、なんで立山から白馬に行くのに日本海を通らなければいけないのか? 自分で計画していないので、走っているルートがちんぷんかんぷんなのです。 この問題を解くにネット色々調べて、とんでもなく遠いところを行ったり来たりしていることがわかりました。笑っちゃいますよね、またまた、後付けで勉強しているわけです。
  




グリーン色の矢印が行きの4/22でブルーの矢印が4/23です。5つの日本一と7つの乗り物に乗るといのがこのツアーの売り物です。立山アルペンルートでは上図のように色々な乗り物に乗ります。



まず、上田まで新幹線で、そこからバスです。帰りもいっぱいバスに乗って、上田から新幹線で帰るというルートですが、これ結構大変です。バスが遅れたら新幹線の予約はどうなるのでしょうか?


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

行きの野尻湖付近かな?


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

上信越自動車道路のどこかのパーキングエリアです。日本海に近いことを示す、白エビハンバーガーが売っています。横須賀海軍カレーパンと並んでいるところが面白い。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

北陸自動車道路で日本海側をぐるっと回って、黒部ICから宇奈月温泉に向かい、これわずか12kmくらい、海から山へ。 宇奈月駅からトロッコ列車に乗ります。海からいきなり黒部峡谷です。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

トロッコ列車の行く手には、鹿島槍ヶ岳なのでしょうか??


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

終点の欅平まで開通したのは5月5日、この時は途中の笹平までで折り返し運転です。笹平では一生懸命歓迎してくれますが、駅から出る暇はなく、何もない、お土産を売るところだけのどうしようもないところです。しかし、ここは重要。トロッコ列車に乗るときに、ベンチのどちら側に乗るかによって、見晴らしが雲泥の相違。少なくとも宇奈月から笹平までは渓谷は右側に、帰りはそのままスイッチバックですから今度は左側に見えるわけで、写真を撮る人にとっては、どちら側に座るかは決定的に違います。当方は行きが進行方向左側で外れ、笹平駅のスイッチバック時に、駅に降りるのもそこそこに必死に進行方向左側を確保。だいたい、ツアー・ガイドは左側がいいと言っていたのですが、これは帰りの話で、ガイドのいうことはいい加減であることが判明。


Canon IXY

帰りはやっと峡谷の写真が撮れるようになりました。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

帰りに正面に見えるのはサンナビキ山と駒ケ岳とか、分かりません??


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

出平ダムの作る湖水を過ぎて、再び宇奈月駅へ。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8x2

ここからが大変、再びバスにのり北陸自動車道を通り、日本海を見ながら上越市まで行って、上越自動車道にはいり、須坂あたりから白馬方面に向かいます。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

白馬アルペンホテルに着きました。このあたりの白馬スキー場はもうリフトが止まっているようです。白馬のメインコースは4月下旬ではまだスキーリフトは運転されているはずですが。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm F1.8

夕食の時、食堂のライトがゲレンデに写っているところを撮っています。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

白馬アルペンホテルの夕食バイキングは何を食べたかな、思い出せない。野菜がうまかったので、野菜関連ばかりたべていたかな?? そうそう、自称、鯛の刺身というのがうまかったので、これを集中的に攻めました。

また明日。


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自然教育園日記 その88 秘密の花園―2 大口径レンズでの接近撮影

2017-05-19 21:10:26 | 日記
自然教育園日記 その88 秘密の花園―2 大口径レンズでの接近撮影

2017-5-11~19
Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8+接写リングでマクロ的に接近撮影する。Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8は望遠でありながらF1.8という驚異的明るさを持つ。周囲のボケが特殊な極めて魅力的絵が得られる。これにさらに接写リングをつけF1.8で接近撮影することはとても難しい。秘密の花園といのは小さな花を対象とするので、自由にアングルをとれない。なんとかみられる絵にするには花だけでは無理と諦めて虫を入れることにした。動く虫を入れるには三脚使用は難しく、接写リングをつけF1.8で手持ちで、ピンポイントの合焦を求めてあがくことになる。Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8+レンズアダプター+接写リング で約1.75kgという、うんざりする重さを持っての1cm以下の花の手持ち撮影は過酷な試練である。
Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リングも同様の試練が待ち受けている。135mmツアイスの攻撃性と85mm ソニーGMレンズの優しさが対比する。時にはボケだらけのあいまいさを引き締めるために、Sony FE90mm macro F2.8を使う。これは正当なマクロであり、キリッとした絵が得られる。大口径のもやもやとマクロレンズのキリッとの振幅もこれまた面白い。並行してNikon1 + Nikon1 70-300mm、ベストモーメントキャプチャーで虫の面白い動きを捉えるべく撮影しているが、大口径レンズの絵に混ぜるには、あまりにもレベルが落ち、せっかくの大口径レンズの絵をスポイルしてしまうので、全部カットすることになった。それだけ大口径レンズの絵は魅力的ということだ。


Sony alpha7RII+ Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング  ナルコユリ


Sony alpha7RII+ Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング  雄ヘビイチゴとミズイロニワゼキショウ


Sony alpha7RII+ Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング ミズイロニワゼキショウ


Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ナワシロイチゴ


Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8


Sony alpha7RII+ SonyFE 85mm F1.4 + 接写リング マルバウツギ


Sony alpha7RII+ SonyFE 85mm F1.4 + 接写リング マルバウツギとアサギマダラ


Sony alpha7RII+ Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング ミズイロニワゼキショウ


Sony alpha7RII+ Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング ミズイロニワゼキショウ
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