小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

京都の秋バラ、東京の秋バラ3

2010-10-31 20:25:14 | 旅行

③50mm Zeiss
なんで、ドイツのレンズをみんなが崇めるのか、単に外国崇拝かと思っていました。このレンズは日本でZeissの指導で作ったレンズですが、とにかく写真をみてください。ファインダーで見ていると、花はマクロにかなわないと感じて、途中で風景を探しにいったのですが、写真をみると花もダントツに素晴らしくとれています。













レンズを信じて撮れば、いい絵がいっぱい生まれそうです。枯れ葉の色に見られるように、海外の絵具にみられる透明感が基本になっている気がして、嬉しくなります。

④50-135mm Pentax
Pentaxで一押しのレンズというので、買いました。 しかし、望遠側は100mmMacroを使ってしまうので、50-135mmは出番が後回しになってきました。改めて使ってみると、このレンズは何でも出来てしまうことがわかりました。プロにはいいレンズと思います。でも当方には使い方がとても難しい。潜在力がおそろしく有るのですが、それを使いこなせないと、面白い写真を撮れない。マクロレンズに比べると、背景を含めた絵を撮るようになります。絵にドラマが要求され、絞りワーク、露出、写角、色々なテクニックが必要です。











それぞれ、絵全体で意図を持つように写したつもりですが、きっと見る人は分からないでしょう。全体構成、フレームワークで勝負して行かなければいい絵がとれない。これは難しいレンズです。

(このころはZeissは神様と思っていました。今では、Zeissはオールマイティーではないと思っています。状況によって豹変する気がします。つまり個性的ということです。これとは対照的なのが50-135mmです。どんな状況になっても崩れることがありません。しかし、面白い写真がとれるということは別の問題です。Zeissは信頼しています。)



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京都の秋バラ、東京の秋バラ2

2010-10-30 21:37:45 | 旅行
この記事は1年前に書いたものです。カメラを初めて2年目、たくさんのレンズをかかえてオタオタしていた時期です。交換レンズ奮闘記というタイトルがついていました。京都の秋バラ、東京の秋バラで、やっと日の目をみました。1年前の撮影ですが、頑張ってきれいに撮れています。まあ、おつきあいください。
(  )の中の記述は今日書いたコメントです。

 2009年10月31日(土曜日)、今日はいい天気。明日からは天気は荒れ模様らしい。ある目的があって、今日は京都府立植物園で一日過ごしました。目的とは2つの疑問を解くこと。1、最近買った2本の単焦点レンズを含めて計7本になった交換レンズの使い方の勉強 2、現在のペンタックス一眼レフK20Dの前に使っていたデジカメ、Sony Cyber Shot 5.0 Mega pixelsで撮った昔の写真は今でもブログに時々登場しますが、どうもこちらの写真の方がドキッとするものがある。なぜだ?
ブログを読んでくださっている方はカメラそのものにはあまり興味ないと思います。これから書く話はカメラそのものの話なので、退屈でしょう。しかし、これからカメラに興味を持とうという方にはとっても参考になると思います。カメラの玄人の方にはこれまた退屈でしょう。
先日の石峰寺での石仏撮影以来、ズームレンズに不審をいだくようになりました。単焦点のマクロレンズ100mmで面白い写真が撮れるのに、ズームレンズ16-50mmはいっこうにさえなかったのです。そこで、さっそく35mmマクロレンズ、ペンタックスのlimitedといういわくつきのレンズを買いました。またまた中古です。limitedというのは価格やスペックはそれほど高級でないけれども写る写真に味があるように設計するというやつで、ファンの多いレンズです。もう一つ、絶対に持っていなければいけないと交換レンズバイブルにかいてある単焦点50mmレンズです。ようするに目で見たとおりの大きさに写る、もっとも普通のレンズです(厳密に言うと、デジタルカメラは1.5倍換算しなければいけないので、35mmがほぼ見たとおりということで、50mmはちょっと望遠です)。Zeissがペンタックスマウントの50mmを売り出したので、買ってしまいました。これで交換レンズが7本になりました。どんな時に、どれをどういうふうに使うのか、頭がぐちゃぐちゃになりそうです。
 一度、同じ場所で、全てのレンズを使って、使い具合を比較して頭に叩き込もうと思ったわけです。いろいろ考えましたが、撮りなれた場所で、種々の被写体が集まっているところというと、またまた京都府立植物園となりました。今は秋のバラがさかりです。主にバラをとりました。7本レンズとペンタックスの前に使っていたデジカメSony Cyber Shot 5.0 Mega pixelsも比較してみました。計8種類です。どのレンズも、出来るだけバラという共通な被写体を撮る事にして、それ以外に、気の向くままに、撮りたいものを撮る。ズームは焦点距離も好きなように使う。ようはそのレンズで具合がいいとおもった撮り方をして、後でどれが楽しいかを比べよう。それぞれ基本は30分ずつで、つぎのレンズに交代というルールです。 予定通り行けば、4時間で終了ですが、実際は6時間かかりました。ずっと、歩くか、立っているかです。このいそがしいときに、バカかいな、と言わんといてください。すいぶんと新しい発見をしたのです。

撮った写真の中から6枚を選んで、撮影した順に掲載します。9時から16時の間での撮影です。時間が早いほど、朝露が花を美しくすること、また夕日も風景を美しくすることは考慮しなければなりません。

①★16-50mm Pentax:通常もっとも使うレンズです。★印はペンタックスがプロ用として認めたレンズというステータスを示すものです。













驚くべき描写力です。広角で広い範囲を撮る、近づいてフォーカスした対象を撮る、いずれもこなしてしまいます。色調も重たいことがありません。上に掲げたアップの写真は、撮影した絵を拡大しています。被写体に近づくことに限度があるからです, Macroレンズのようにはいきません。それでもこれくらい解像度があります。 なんで、Sony Cyber Shotに時々負けるのだろうか、不思議だ?

(当時は、もっとも使っていたレンズです。16-50mmのおかげで、広角で近づいて花をとると魅力的に撮れることに気づいて、この手をよく使ったものです。現在は15mm limitedが広角の中心になっています。なんといっても軽いし、風景では15mm limited の方が魅力的写真がとれることが多いのです。花にはどちらがいいのか、きちんと試してみる必要がありそうです。そうそう、ブログに掲載されている写真は画素数を落としています。そうしないと現状ではアップできない。よって、この写真をコピーしても画素数が低くて拡大できません。あしからず。まあコピー防止という意味もあります。)

②35mm Macro Pentax limited
これは、花をとるにはベストのレンズです。花にぐっと近寄れて、軽いし、ピントもそう難しいこともなく、見たままの狙いで撮影できます。どんどん、どんどん撮れてしまいます。色調も素直です。













ポンポン撮れてしまうので、絵作りを考えなくなる危険性があります。色調も率直すぎるかもしれません。これから使い込んでみなければ。

(もっとも気楽に使えるレンズです。そのわりには使われる頻度はそう多くありません。35mmは人の視角とほぼ同じですから、平凡な写真となりがちになることが理由です。でもかならず登場するレンズです。)



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京都の秋バラ、東京の秋バラ2

2010-10-29 20:04:49 | 旅行

ペンタックスF DA 100mm macro

コスモスが咲いているというので、バラ園を後にして、コスモス畑を探します。


ペンタックスF DA 100mm macro


15mm limited

昭和記念公園の広大なコスモス畑とは比べ物になりませんといわて来たのですが、なるほどそう大きなコスモス畑ではありません。しかし、光線の当たり方が面白く、なかなか魅力的なコスモスが撮れました。


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro

結局最後は100mm macroに落ち着いてしまいます。どうやら、私の信頼しているのはペンタックスF DA 100mm macroとペンタックス15mm limitedの2本に絞られるようです。この2本があれば、自然を撮るに、とりあえず満足です。


15mm limited <深大寺>


35mm limited macro


35mm limited macro


35mm limited macro <焼き味噌>

深大寺にお参りして、お寺のまえのそば屋さんで、深大寺そば、揚げソバ、焼き味噌、で深大寺地ビールを一杯。今日はいい日でした。
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京都の秋バラ、東京の秋バラ1

2010-10-28 21:54:41 | 旅行

まずは最近の東京の秋バラから。
もう一つの私のプログと内容を変えるといっていたのですが、どうやら、それは大変すぎるので、しばらく同じ記事です。すみません。


深大寺公園  2010-10-10

深大寺ソバで有名な深大寺とその隣にある深大寺公園にいってみました。初めての訪問です。深大寺公園はバラで有名です。目的は、最近買った、ペンタックスDA★200mmの試写にあります。広角系は8-16mm シグマズーム、ペンタックス15mm limited、ペンタックス35mm limited macro、ペンタックスDA 16-50mm ★ ズームと豊富です。特にペンタックスlimited系は軽量で写りも魅力的で、満足しています。望遠側が ペンタックスDA 50-135mm ★ズーム、ペンタックスDA55-300mm ズーム、ペンタックスD FA100mmmacro、ペンタックス77mm limited、Zeiss 50mm+reaconverterx1.4=70mmと一応そろっているのですが、55-300mmがなにか今一つ信用できません。50-135mmは重くて、それに★印のプロ用なのですが、当方にはどうしても使い方がむずかしい。Zeissはオートフォーカスではない。全面的に信頼しているのは、いまのところ100mm macroだけです。信頼できる200mmがほしいと、ずっと考えていました。ペンタックス60-250mm★ズームの評判がいいので、マップカメラでさわっていたら、となりにあった中古のペンタックス200mmをのぞいたとたんに、ストンと気に入ってしまいました。なんともぴたっと訴えてくるのです。


深大寺公園のバラはまだ時期が早く、半分も咲いていません。ということであまり迫力ある写真は撮れませんでした。カメラはペンタックスK7です。


ペンタックスDA★ 200mm


ペンタックスDA★ 200mm


ペンタックスDA★ 200mm


ペンタックスDA★ 200mm


ペンタックスDA★ 200mm


ペンタックスDA★ 200mm

200mmはマイルドな写りとなりました。写りは★50-135mm に大変よく似ています。50-135mmよりは少し明るい写りかな。 まだ、200mmは手持ちでピント合わせが下手くそですが、これから使いこなしてゆけるでしょう。


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro


ペンタックスF DA 100mm macro

やはり、バラは100mm macroにかなうレンズはありません。100mm macroのピント合わせは全部成功するわけではありませんが、使い始めより、ずいぶんと上手になりました。

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京都の緑、東北の緑18、最終章

2010-10-27 20:11:08 | 旅行
京都の緑、東北の緑
その4 京都の緑、八瀬編(8月14日、土曜日)

緑シリーズの最終章は、東北からまた京都に戻ります。やっぱり京都で締めくくりです。

以前、京都の緑を撮りに大原にいった途中で、八瀬のあたりの山の風景がとても魅力的でした。山々に低い雲がかかった情景を写真に収めたかったのです。この日は時間がなくで、出来ませんでした。 これだけ緑を追いかけても。緑の山の遠景はほとんどありません。山に入ってしまっては、山は撮れないのです。今日は山肌、山の稜線、稜線の重なりを撮ります。何時も見慣れている風景ですが、一度ちゃんと撮ってみたかったのです。残念ながら今日は低い雲がかかっていません。くもり空なのに、雲は高い。

出町柳から叡山電鉄、八瀬駅で降りて、高野川にそって、バス停、ふるさと前まで約2km弱歩きました。暑いことこの上ない汗だくのウオーキングです。こんなところテクテク歩いているのは当方だけです。八瀬駅で降りた方々は全員ケーブルで涼しい比叡山に登ります。
これまでの緑の撮影の経験を生かして、結構面白い写真がとれました。八瀬駅で降りて歩き始めた時、なんとクリエイションコア御車の館長さんにバッタリ出会いました。このあたりのマンションにお住いとのこと。たしかにクリエイションコアまで遠くないし、素晴らしい環境に暮らすという考えもいい考えですね。東京では考えられない暮らし方です。しかし、ここで御会いするとは、ものすごい偶然ですね。さて、館長さんが毎日見ている風景が、どのように撮れているかな。


K7 15mm limited


K7 15mm limited

これが、賀茂川と合流する高野川の上流です。いいですよね、職場から30分もしないうちに、こんな風景に出会えるのですから。


K7 50-135mm

皆さん緑にあきているだろうから、私にとっておいしい写真なのですが、緑だけの写真は、皆飛ばします。


K7 50-135mm


K7 50-135mm


K7 50-135mm


K7 50-135mm


K7 50-135mm


K7 50-135mm


K7 77mm limited
そう、これが今日のテーマなのです。山の稜線の重なり。
木々の陰影のパターンと、稜線の微妙な色の変化が私にはとても面白いのです。もちろん、雲がかかってくるともっと面白いのですが、今日はしかたありません。


K7 77mm limited

いっぱい稜線をのせたいのですが、また飽きたといわれるに違いので、やめておきます。


K7 77mm limited

東北の旅で花がびっしり咲いているネムの木をいっぱいみました。撮影するチャンスがなくて残念と思っていました。 今日はネムの木の花が撮影できます。花はパラパラですが。


K7 77mm limited

最近、やっと手に入れた77mm limitedレンズ、向かうところ敵なしといわれる名レンズです。今日は77mm limitedを試すことが目的でした。 もともとポートレート用のレンズですから、ネーチャー系でどんな反応をするのかその力はまだよくわかりません。だんだんわかってくるでしょう。


K7 77mm limited
このシンプルな杉の列が当方にはとっても興味ある被写体なのです。色々な状況でこのシンプルな杉の列を撮ってみたいと思っています。


K7 77mm limited

八瀬といえば窯ふろ、窯ふろで有名な旅館ふるさとです。


K7 50-135mm

まだ1時半です。ふるさと前から、大原にいってもう少し撮影しようか、このまま帰ろうか、迷いました。結局、仕事が心配で、帰ることにしたのです。出町柳までバスで戻って、出町柳商店街で、小さなステーキと大きな鯛のお刺身を買って、今日はごちそうだ。10時に出発、2時に帰って、お仕事開始。わずかな時間で、こんな自然にであえるのですから、京都はいいですよね。東京ではこんなこと、とうてい出来ません。

本日は東京から器材を全部運べなかったので、カメラはK7一台、レンズは50-135mmズームが主軸で、15mm limited と最近手にいれたペンタックス77mm limitedを使っています。K7のCTE(color temperature enhancement)がきいているように思います(緑を強調しています)。くもりでぼんやりした山でしたから、このまま撮ってはまったく面白い絵になりません。CTE, ファインシャープネスを使い、さらに撮影後にコントラストを相当上げています。作られた絵ですけれど、印象はこの絵で十分表現されていると思います。緑の撮り方が少し進歩したかな。ウフフ、ペンタックス77mm limitedはやっぱりいいかもしれない。

これで、長かった京都の緑、東北の緑はおしまいです。すっと付き合ってくれた方がいましたら、おおいに感謝いたします。

もう、秋ですから、すこし時節にあったブログにしましょうか。明日はブログを書けるかどうかわかりません。途切れても、かならず書きますから、またみてください。






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