小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

波の表現 2021

2021-12-31 17:29:56 | 写真日記
波の表現 2021




この広い海には無限の波パターンが続いている。波パターンは絶え間なく形を変え続ける。


その一つ一つは素晴らしく魅力的。これが無数に続き、無限に変化し続ける。気の遠くなるような壮大さだ。








































































2021-11-25 城ヶ島にて  Fujifilm GFX100S +Fujifilm GF110mm

この波を陶絵画にどう表現するかの戦いが待っている。

では皆さん良いお年をお迎えください。
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自然教育園日記 その226 イイギリの実とヒヨドリ

2021-12-29 17:05:50 | 写真日記
自然教育園日記 その226 イイギリの実とヒヨドリ

自然教育園は明日12月27日から1月4日までお休みになります。
開園されるころにはイイギリの赤い実はしぼんでしまうかもしれません。
イイギリの実とヒヨドリの絵を撮るには今日しかない。午後2時半から3時半までの1時間にかけます。
イイギリの実の強烈な赤と獰猛な容姿のヒヨドリは当方にとって絵になると思うのです。
ヒヨドリが集まっているイイギリは水生公園を見下ろす一か所だけ。ここだけが実が食べごろになっているようです。いっぱいある他のイイギリの実は全く見向きもされません。

機材はFujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-300mm プレ撮影モード

2021-12-26









こういう群像が当方の狙いなのです。







































1時間でかなりイイギリの実とヒヨドリの絵を収集できました。いっぱい集めて合成し、群像の絵を作りたいのです。作っても全く受けないと思うのですが、一回やってみたい。

この日はルリビタキ・オスが現われたといって鳥撮りの連中が集まっていました。

当方のやることは一貫しています。皆がやることはやらない。図鑑写真はもってのほか。花鳥風月の日本画をまねした写真は撮らない。既にある有名な絵画を思い起こすような写真は撮らない。(これはあくまで写真展に出すつもりの本気の写真の場合ですが) 
これは研究者の性(さが)だからしょうがない。人のやったことをやったら研究者ではない。これを40年やってきたのだから、いまさら変えられない。

自然教育園のお客さんには全く受けないけどしょうがない。

当方はボチボチですが鳥をつかった<自分の絵>を追いかけてみます。

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自然教育園日記 その225 鳥撮りは面白いか?

2021-12-28 16:15:14 | 写真日記
自然教育園日記 その225 鳥撮りは面白いか?

12-19、完全に紅葉は終了して、人もまばら。当方は鳥撮りにシフト。といってもあんまりやる気がしない。Fujifilm X-T3 + Fujifilm XF70-30mm 一本でラクチン撮影。機材は軽いし、何も期待せずに、ぼけっと園を一周して、お終い。やる気が無いからいい写真が撮れないのか、いい写真が撮れないからやる気がおきないのか? どうも両方くさい。Fujifilm X-T3のプレ撮影を使って飛び鳥を撮るには、鳥に焦点を合わせてじっと飛び立つのを待つわけだが、カワセミさんなどなかなか飛ばない。5分も10分も待って飛んだと思っても、枝かぶりや後ろ向きや、いい写真となることの方が少ない。メジロ、エナガ、コゲラはチョコチョコ動き回ってこれまた面倒である。要するに鳥撮りはコスパが悪すぎるのである。コスパというのは<自分が面白いと思うこと>/<自分のエネルギー消費>であって、自然教育園では<見る人が喜ぶ>/<自分のエネルギー消費>としてのコスパは鳥の方が風景より圧倒的に高い。しかし、見る人がどう思おうが、自分が面白くなければ意味ない。どうしたもんか? 80万円のSony α1を買って、ばっちり鳥撮りをすれば元気が出るのか?
80万円も出して、それでも元気が出なかったらどうするんだ。第一そんな金は無い。


モズ




カワセミ





2021-12-22

カワセミ






シジュウカラ






ヤマガラ



2021-12-23

アオジ





2021-12-24

メジロ




カワセミ




イイギリの実とヒヨドリ





イイギリの赤い実とヒヨドリの組み合わせは例外的に撮りたいと思っているシーンである。
しかし、イイギリの実は美味しくないらしく、他の実が無くなって、イイギリの実がしぼみかけたころやっとこ食べに来るので、なかなか赤い実とヒヨドリの組み合わせとならない。鳥撮りの連中はヒヨドリなど眼中にないが、なぜかこの組み合わせに当方は興味を持つのである。赤い実とヒヨドリが作るどういう場面を撮りたいかのイメージは頭の中にあるのだが、なかなか条件がそろわない。 ようするに、当方にとって鳥は絵にならない。唯一イイギリの赤い実とヒヨドリが絵になりそうということだ。今年はイイギリの実がいっぱいだから、頑張ってみよう。
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自然教育園日記 その224  名残の紅葉をZeissが撮る

2021-12-22 17:15:12 | 写真日記
自然教育園日記 その224  名残の紅葉をZeissが撮る

2021-12-15
伝家の宝刀、Zeiss/Sony Sonnar 135mm F1.8 Aマウントを使っていないことが気にかかっていました。今日は本当に最後の紅葉撮影。明日からは鳥撮りにシフトです。

名残の紅葉ですから、さすがに撮影場所は限られます。撮影コンセプトはこれまでと同じ。

機材は全てFujifilm GFX100S + Zeiss/Sony Sonnar 135mm F1.8 Aマウント


よく見るとこのレンズのすごさがわかります。


水生植物園を見下ろすイロハモミジ林は一昨日がベストタイミングでした。名残の紅葉撮影といえば、ここしかありません。 ZeissのF1.8で撮りまくります。




















ここは森の小道の定番撮影ポイント。遠景の木がちゃんと撮れるかが重要。


イモリの池の水面を最後に今年の紅葉撮影を終わります。



こうやって見てみると、Fujifilm GFX100S + Zeiss/Sony sonnar 135mm F1.8 Aマウントはすごいと思います。申し訳ないがGF110mmよりドラマチックな表現をしています。
やはり、伝家の宝刀Zeiss/Sony Sonnar 135mm F1.8は伝家の宝刀です。

だけど重たいですよ。上向いてモミジを撮るときはヨッコラショと反動をつけて持ち上げています。ぜーぜー言いながら撮っている。もっと撮りたいのに、疲れてギブアップ。

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自然教育園日記 その223 紅葉本番突入―5 最終回 幸せな自然

2021-12-19 22:01:00 | 写真日記
自然教育園日記 その223 紅葉本番突入―5 最終回 幸せな自然

2021-12-13
今日は紅葉撮影の最終日。天気はいい、紅葉はクライマックス。撮影はanother viewpoint、頭から色々な束縛を取っ払って、ただ撮りまくる。とっても幸せな自然を感じる一日でした。

機材はFujifilm GFX100S + GF110mm

この機材がanother viewpointを教えてくれたのです。


ただの葉っぱ


黄色の重層


木のパターンの重層


サルトリイバラは陶芸のモチーフにも使っている


今年のイロハモミジ林はとってもまともに撮れない。遠景のイイギリの実に焦点を合わせる


イイギリの実が今年はいっぱい。もう少したって実がしぼむころにヒヨドリや色々な鳥が食べに来る。


イロハモミジのviewpoint   GF23mm

いつものショットを2枚


物語の松 GF23mm


当方のお気に入りの倒木。このフォルムと水面の絵が好き。


赤と黄色の重層


皆が撮る、アーチ型の木とイロハモミジ林 今年もなかなかきれいな赤にならないのが残念。


イイギリの実の赤と葉っぱのリズム


前出のお気に入りスポット


今日はなぜかイイギリの実にこだわっています。


なかなかうまくイイギリの実の面白さを表現できない


ここからモミジの葉っぱとバックの木の形の競演を撮りまくる。撮っている時はメチャクチャ楽しかったけれど、貼ってみると使える絵はそうはない。
モミジばかりに目の焦点を合わせないで、バックの木に焦点を合わせてください。














覗き見スタイル


これは正統的撮り方。このショットはこの時がモミジのピークであり、光の加減のピークでした。このあと光は消えて、次の日, モミジはまばらになっていました。


緑とモミジのからみをねらう


ベストタイミングの記念に引いた絵も載せておきます。


ベストタイミングなので、色々撮る




ちょっとローキー


このスポット、昨日は日曜で人出が多く、ちゃんと撮れなかったけれど、今日は大丈夫、光の当たる遠景の木を入れることが出来ました。


遠景の木を撮る


帰り際のイロハモミジのviewpointを最後に、これで今年の紅葉撮影は終了します。

但し、名残の紅葉編はあるかもしれない??
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