CP+2017の調査をもとに、中判カメラFujifilm GFX 50S、Pentax 645Z, Hasselblad X1Dの3種とフルサイズ・Sony α7RIIを比較します。
Pentax 645Zはミラーありの一眼レフ、その他はミラーレス。中判カメラにミラーレスの波が押し寄せました。
今回紹介する中判カメラのセンサーサイズはフルサイズの約1.7倍、APS-Cの約3倍、マイクロフォーサーズの約6.4倍に相当する。中判と言っても色々な大きさがあるようですが、今回の3種のセンサーサイズはほとんど同じで、43.8 x 32.9mm、約5140万画素。どうやらいずれも同じソニー製ではなかろうかと思うのです。
対するSony α7RII フルサイズセンサーの画素数は4240万画素で中判カメラ・センサーとの違いは約1.2倍しかありません。値段においては、FujifilmとPentaxはSony α7RIIの約2倍で、70万円、Hasselbladにいたっては3倍以上の違いがあります。Sony α7RIIを2台持って、これを軸に動いてきた当方にとって、中判カメラを購入する意義が本当にあるのだろうか? これが、今回CP+2017の最大の興味です。
その1はFujifilm GFX 50Sのレポートの前半
フジフィルムのブースの半分は中判カメラGFX 50S関連にあてられていました。中判カメラの需要なぞ現実的には微々たるものですが、フジフィルムの威信がかかっているかのような力の入れようです。 実際、GFX 50Sのタッチ&トライは40~50分待ちで、この会場では最も持ち時間の長い列でした。 当方もトライ。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
今回、当方の持って行ったカメラはFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm と12mmでした。ということでFujifilmのカメラでAPS-Cと中判カメラの比較をすることが出来ました。まずは決定的写真から。
以下、Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro で、実際に当方が撮った写真です。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
前の絵のトリミング拡大。とっても魅力的な絵になりました。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR 現在、広角レンズはこのズームしかありません。
今度は広角で撮影。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
前の絵をトリミング拡大。
条件の悪い広角レンズの拡大ですら、ガラスやネックレスの輝きを魅惑的に見せています。当然、フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroの方がより魅力的です。なぜ、中判カメラが魅力的絵を生み出すのかは、後程述べます。
次はFujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR 標準レンズでポートレート撮影。お姉さんがちゃんとこちらを向いて微笑んでくれます。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR
上の絵をトリミング拡大。ビックリでしょう。文句なくきれいな肌の質感が出ています。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
同じ場面をFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmで撮影。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
前の絵をトリミング拡大。後で述べるようにFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmはとっても優れた描写をしているのですが、中判と比較すると明らかな違いが見えます。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
次に再びFujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroで花を撮影。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
前の絵をトリミング拡大。見事に小さな花をとらえています。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
こちらはFujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR ズームで標準撮影。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
前の絵のトリミング拡大。ズームでも肌の質感は出ています。
以下、フジフィルムブースに展示されていた、Fujifilm GFX 50S の撮影サンプルをFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmで撮影したもの2枚。この絵に魅力を感じるとしたら、Fujifilm GFX 50S の力と同時に、それを伝えることのできるFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm の力に感心するのです。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
なぜ。中判カメラが魅力的な絵を作るかは その2 で述べます。
また明日。
Pentax 645Zはミラーありの一眼レフ、その他はミラーレス。中判カメラにミラーレスの波が押し寄せました。
今回紹介する中判カメラのセンサーサイズはフルサイズの約1.7倍、APS-Cの約3倍、マイクロフォーサーズの約6.4倍に相当する。中判と言っても色々な大きさがあるようですが、今回の3種のセンサーサイズはほとんど同じで、43.8 x 32.9mm、約5140万画素。どうやらいずれも同じソニー製ではなかろうかと思うのです。
対するSony α7RII フルサイズセンサーの画素数は4240万画素で中判カメラ・センサーとの違いは約1.2倍しかありません。値段においては、FujifilmとPentaxはSony α7RIIの約2倍で、70万円、Hasselbladにいたっては3倍以上の違いがあります。Sony α7RIIを2台持って、これを軸に動いてきた当方にとって、中判カメラを購入する意義が本当にあるのだろうか? これが、今回CP+2017の最大の興味です。
その1はFujifilm GFX 50Sのレポートの前半
フジフィルムのブースの半分は中判カメラGFX 50S関連にあてられていました。中判カメラの需要なぞ現実的には微々たるものですが、フジフィルムの威信がかかっているかのような力の入れようです。 実際、GFX 50Sのタッチ&トライは40~50分待ちで、この会場では最も持ち時間の長い列でした。 当方もトライ。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
今回、当方の持って行ったカメラはFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm と12mmでした。ということでFujifilmのカメラでAPS-Cと中判カメラの比較をすることが出来ました。まずは決定的写真から。
以下、Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro で、実際に当方が撮った写真です。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
前の絵のトリミング拡大。とっても魅力的な絵になりました。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR 現在、広角レンズはこのズームしかありません。
今度は広角で撮影。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
前の絵をトリミング拡大。
条件の悪い広角レンズの拡大ですら、ガラスやネックレスの輝きを魅惑的に見せています。当然、フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroの方がより魅力的です。なぜ、中判カメラが魅力的絵を生み出すのかは、後程述べます。
次はFujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR 標準レンズでポートレート撮影。お姉さんがちゃんとこちらを向いて微笑んでくれます。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR
上の絵をトリミング拡大。ビックリでしょう。文句なくきれいな肌の質感が出ています。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
同じ場面をFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmで撮影。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
前の絵をトリミング拡大。後で述べるようにFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmはとっても優れた描写をしているのですが、中判と比較すると明らかな違いが見えます。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
次に再びFujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macroで花を撮影。
Fujifilm GFX 50S + フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
前の絵をトリミング拡大。見事に小さな花をとらえています。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
こちらはFujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR ズームで標準撮影。
Fujifilm GFX 50S +フジノンレンズ GF32-64mmF4 R LM WR
前の絵のトリミング拡大。ズームでも肌の質感は出ています。
以下、フジフィルムブースに展示されていた、Fujifilm GFX 50S の撮影サンプルをFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mmで撮影したもの2枚。この絵に魅力を感じるとしたら、Fujifilm GFX 50S の力と同時に、それを伝えることのできるFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm の力に感心するのです。
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm
なぜ。中判カメラが魅力的な絵を作るかは その2 で述べます。
また明日。