自然教育園日記 その125 一億画素中判カメラへの道筋 その3
2018-10-2~10-13
11月に発売されるフジフィルムミラーレス中判カメラGFX-50Rを見にフジフィルムショールームへいってみました。どうやら、先輩のGFX-50SとGFX-50Rの商品コンセプトは全く方向が違う気がしました。
GFX-50R
GFX-50S
だいたいRとはReduceのRと思っていましたが、Range FinderのRでした。このRの違いが全てです。一眼レフ的感覚でみると、つまり<Reduce>という感覚で見ると、Sに比べて当然Rはお粗末です。圧倒的に違います。ならべられるとRは完全に買う気を失います。
Rの競合はGFX-50S ではなくRange FinderのトップLeicaでしょう。フジフィルムはGFX-50Rの売り込みコンセプトをストリートフォトのスナップショットにしようとしています。フルサイズ換算で、比較的小型の28から50mmの標準レンズを付けた775gのGFX-50Rでストリートフォトを撮る。でもね、これならLeicaを買いますが。いずれも70~80万円程度になります。
何度もフジフィルムショールームへ通っているので、GFX-50Sに対する愛着が増大してゆきました。いまのところGFX-50Rは視野から消えました。この2つの中心的スペックは同じです。しかし、全体から受けるメカのオーラが全く違います。最も気になる違いはファインダーです。GFX-50Sはファインダーに組み込まれた虫メガネ的レンズにより視野が拡大されています。GFX-50Rには組み込まれていません。以前から言っているようにファイダーの視野が広いことが中判のメリットの全てと思っています。たかだか虫メガネなのですが、これを組み込んだフジフィルムの心が伝わるのです。
ネット上のGFX-50Sに対する口コミでは、中判のメリットのあり無しが激しく議論されています。現在のデジタル中判はフィルム時代の中判フルサイズよりセンサーが一回り小さいので、<なんちゃって中判>といわれてメリットが疑われています。フジフィルムショールームで、よくわかっていそうなおじさんと中判のメリットについて議論をしました。当方は、中判のメリットが本当にあるかないかはどうでもいい、フジフィルムは本気になってGFX-50Sで他のカメラでは撮れないようなサンプル写真をバンバン提供せよと主張しました。おじさんは<ウーム難しい、もっと本気になれという主張には反省します>といっていました。メーカーは夢を与えればいいのです。実体がともなわなければ、その商品は消えてゆきます。意味あるカメラは自ずと意味ある撮り方を作り出します。消費者がその意義を証明してゆくのです。スペックで果てしない議論をしてもしょうがない。当方はGFX-50Sにはフジフィルムの思いが詰まっており、存在意義が詰まっていると判断しました。
白金自然教育園での展示会を中心とする現在の白金自然写真クラブの方向(鳥、昆虫中心、高速連写、高速AF、望遠中心)と、フジフィルム中判カメラの方向は真逆ですが、当方の方向ですからやるしかない。
以下は、中判カメラ移行を意識して、絵画的写真を撮ろうとしています。特にLED懐中電灯での照明による対象とバックの色バランスをとる絵画的表現です。望遠による場合は無理ですが。とにかく難しいですよ。絵画は色や形を好きなところに付け加えることが出来るのに写真は現物が無いと撮れないのですから。
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm ゲンノショウコの花
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro ホトトギス
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
コスモスを撮りに浜離宮庭園にいった時(2018-10-9)の写真を以下に載せます。キバナコスモスはほとんど終わり、通常のコスモスは台風で壊滅。 惨憺たる状態。 写真は花一本あれば撮れると頑張って撮った写真です。
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
2018-10-2~10-13
11月に発売されるフジフィルムミラーレス中判カメラGFX-50Rを見にフジフィルムショールームへいってみました。どうやら、先輩のGFX-50SとGFX-50Rの商品コンセプトは全く方向が違う気がしました。
GFX-50R
GFX-50S
だいたいRとはReduceのRと思っていましたが、Range FinderのRでした。このRの違いが全てです。一眼レフ的感覚でみると、つまり<Reduce>という感覚で見ると、Sに比べて当然Rはお粗末です。圧倒的に違います。ならべられるとRは完全に買う気を失います。
Rの競合はGFX-50S ではなくRange FinderのトップLeicaでしょう。フジフィルムはGFX-50Rの売り込みコンセプトをストリートフォトのスナップショットにしようとしています。フルサイズ換算で、比較的小型の28から50mmの標準レンズを付けた775gのGFX-50Rでストリートフォトを撮る。でもね、これならLeicaを買いますが。いずれも70~80万円程度になります。
何度もフジフィルムショールームへ通っているので、GFX-50Sに対する愛着が増大してゆきました。いまのところGFX-50Rは視野から消えました。この2つの中心的スペックは同じです。しかし、全体から受けるメカのオーラが全く違います。最も気になる違いはファインダーです。GFX-50Sはファインダーに組み込まれた虫メガネ的レンズにより視野が拡大されています。GFX-50Rには組み込まれていません。以前から言っているようにファイダーの視野が広いことが中判のメリットの全てと思っています。たかだか虫メガネなのですが、これを組み込んだフジフィルムの心が伝わるのです。
ネット上のGFX-50Sに対する口コミでは、中判のメリットのあり無しが激しく議論されています。現在のデジタル中判はフィルム時代の中判フルサイズよりセンサーが一回り小さいので、<なんちゃって中判>といわれてメリットが疑われています。フジフィルムショールームで、よくわかっていそうなおじさんと中判のメリットについて議論をしました。当方は、中判のメリットが本当にあるかないかはどうでもいい、フジフィルムは本気になってGFX-50Sで他のカメラでは撮れないようなサンプル写真をバンバン提供せよと主張しました。おじさんは<ウーム難しい、もっと本気になれという主張には反省します>といっていました。メーカーは夢を与えればいいのです。実体がともなわなければ、その商品は消えてゆきます。意味あるカメラは自ずと意味ある撮り方を作り出します。消費者がその意義を証明してゆくのです。スペックで果てしない議論をしてもしょうがない。当方はGFX-50Sにはフジフィルムの思いが詰まっており、存在意義が詰まっていると判断しました。
白金自然教育園での展示会を中心とする現在の白金自然写真クラブの方向(鳥、昆虫中心、高速連写、高速AF、望遠中心)と、フジフィルム中判カメラの方向は真逆ですが、当方の方向ですからやるしかない。
以下は、中判カメラ移行を意識して、絵画的写真を撮ろうとしています。特にLED懐中電灯での照明による対象とバックの色バランスをとる絵画的表現です。望遠による場合は無理ですが。とにかく難しいですよ。絵画は色や形を好きなところに付け加えることが出来るのに写真は現物が無いと撮れないのですから。
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm ゲンノショウコの花
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro ホトトギス
Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro
コスモスを撮りに浜離宮庭園にいった時(2018-10-9)の写真を以下に載せます。キバナコスモスはほとんど終わり、通常のコスモスは台風で壊滅。 惨憺たる状態。 写真は花一本あれば撮れると頑張って撮った写真です。
Sony alpha7RIII + Sony FE 70-300mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm
Sony alpha7RII + フォクトレンダー15mm