小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その144  Finger マジックで飛び鳥は撮れたか? その1

2019-11-24 17:38:42 | 日記
自然教育園日記 その144  Finger マジックで飛び鳥は撮れたか? その1

本格的、鳥撮りシーズンの冬に備えて、鳥撮りの訓練中です。今年の機材はFujifilm X-T3+ Fringer ER X10 + Canon EF 400mmF5.6L。この機材で、どこまで行けるか?  

当方は特に鳥撮りが好きというわけではありせん。 自然教育園は12月にはいると紅葉のシーズンで、それが終わると雪が降らない限り、鳥撮りしか撮影対象が無くなります。今のうちに鳥撮りの準備をしておく必要があるのです。

しかし、よほどのことがない限り、鳥の写真を写真クラブの写真展に出すことはありません。
鳥の写真を出すこと自体が、当方の意図する方向と相いれないから、なんで俺が鳥の写真をだすのかね? と思ってしまうのです。 いい写真かどうかは関係なく、鳥は他の方のテリトリーという認識で、自分のは恥ずかしくてだせません。

2019-11-9




2019-11-12














当方が現在撮れるのは、シジュウカラ、エナガ、メジロの仲良しコンビだけです。今回アップするのは全て、このコンビ。このコンビはいつも一緒に行動しているのです。カワセミは最近、頻繁に出没していますが、近くに来ないので、ボチボチしか登場しません。


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2019-11-21































さて、本題の
Fujifilm X-T3+ Fringer ER X10 + Canon EF 400mmF5.6Lで飛び鳥は撮れたか?
に対する答えは、<ボチボチです>ということになります。
1)プレ撮影について
Fujifilm X-T3のプレ撮影(Fujifilmはプリ撮影といってます)はシャッターを押す前6コマと後6コマが撮れます。これは当方の実測で、説明書には何も書いてありません。Nikon V3では前10コマ、後ろ10コマ、オリンパスOM-D E-M1 Mark II/ E-M1Xでは前30コマ、後ろ30コマ。 但し、いずれのカメラも後ろはシャッターを押している間は連写を続けます。Nikon V3は前後のコマ数を変更できます。オリンパスもきっとできるでしょう。Fujifilmは出来ると書いてありません。ということで、Fujifilm X-T3のプレ撮影システムはかなりのハンディーを負っています。
今回の撮影でも、鳥が飛び出す瞬間で面白いポーズが撮れたと思っても、その後の飛び出した姿は画面を切れてしまします。たまたま空間に飛び上がった瞬間が撮れる場合もありますが、この時はそれ1枚のみしか使える写真はありません。後ろにかんしては、AFが上手く追尾することはないので、だいたいがフォーカスアウトとなります。オリンパスでも最初のAFでフォーカスが固定されますから、その後いくら高速で連写してもフォーカスが合う場面はたかが知れてます。オリンパスOM-D E-M1 Mark II/ E-M1Xの持ち主は、もう飛び上がるところは飽きた、枝に鳥が止まる瞬間を撮りたいと贅沢なことを言っています。

となりの鳥撮り名人は一眼レフで連写しまくっています。はっきり言って、うるさい。 環境破壊ですよ。 こちらは、プシュと1回シャッターを押すだけ、しかも小さな音で。もうちょっとプレ撮影のコマ数がアップして、追尾できるようになったら、ミラーレスはとってもスマートな鳥撮りになるでしょう。

2)AF, MF
枝や葉っぱがあるときは、AFで合わない場面が多発します。今回も。AFとMFを使い分けて撮影しています。芦のなかのシジュウカラなぞはMFでないと絶対撮れません。しかし、MFで瞬間的にちゃんとピントを合わせることは容易でありません。目の悪い方はまず無理でしょう。現状ではアバウトに合わせているので、ピントが十分でなく、トリミング拡大が十分できません。
これから即改善すべきは、ワンプッシュでAF,MF切り替えが出来るようにボタンを設定することと、1脚を使うことでしょう。機材が重たいので、1脚がないとMFでのピント合わせは困難です。

3)鳥の表情
Fujifilmのプレ撮影システムで鳥の色々な表情を捕まえることが出来る点はちょっと興味がわきました。色々な飛び姿と色々な表情はそのうち陶芸に落とし込む気になるかもしれません。

別に鳥撮り命ではないのですから、ボチボチ行きます。
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自然教育園日記 その143 マクロと望遠-2

2019-11-12 16:32:52 | 日記
自然教育園日記  マクロと望遠の続き

2019-11-4
今日は、マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroと望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lツーセットを持って行ったが、Fujifilm GFX50S + GF120mm macro出番無し。


以下、望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6L



現在一番元気なのはスズメ。スズメといってバカにしてはいけません。そのうちスズメは絶滅危惧種になるかもしれません。






シジュウカラ、ダイビング


暗すぎて、カワセミダイビングは闇の中。



Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lでの鳥撮りは、現在訓練中。これからボチボチ、使える写真を撮れるよう努力します。

2019-11-8
昨日Fujifilm GFX50S + GF120mm macroとFujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lツーセットを持って10000歩歩いて、膝のトラブルが限界に近づき、この2セットを持つことは危険と判断。今日はマクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroのみ、鳥撮りは諦め。


以下、マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macro







これは明らかにシロヨメナ









このシロヨメナに集まるハチはキンケハラナガツチバチというらしい。このハチがそうか自信がない。














紅葉はまだまだ先



アワコガネギクは自然教育園ではいっぱい咲いているカワイイ菊。この花も虫には大人気。いつも込み合っている。







大きな空間にはったクモの巣に注意。これは相当大変なトラップですよ。


台風で多くの木々が倒れました。



わずかに色づいた葉っぱが見えます。







性能の良いマクロレンズと望遠レンズは同じような絵が撮れる、しかし同じようで同じでない。それは機材のせいか、撮る人の心のせいか?
この答えは、
① まず、マクロと同じような精密な絵が撮れるcanon FE 400mm F5.6Lの性能を称賛しましょう。
② しかし、よく見れば中判マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroの精密さはやはり突き抜けている。このブログ程度の大きさと解像では差はすくないが、拡大印刷すればその差は大きい。
③一番大きな差は心の問題。マクロ撮影と、望遠撮影は最初から心構えが違う。マクロは対象に近づき、対象と一体化する。望遠は外野からのぞき見する。


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自然教育園日記 その142 マクロと望遠-1

2019-11-11 14:13:20 | 日記
自然教育園日記 その142 マクロと望遠-1

最近撮りためた写真を2日に分けて載せます。性能の良いマクロレンズと望遠レンズは同じような絵が撮れる、しかし同じようで同じでない。それは機材のせいか、撮る人の心のせいか?

ここのところ、マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroと望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lのフジフィルム・コンビを持って自然教育園に出かけることが多い。いずれも2kg弱だから、リュックにいれれば4.5kg前後になる。背負った感じはまずます行けそうだが、10000歩、歩くと膝にくる。今のところこの2つを追うしかないので、膝をだましだまし、こつこつと撮影を続ける。2つとは、①中判カメラのリアル細密画を追うことと、②Fujifilm X-T3のプレ撮影と高画質のCanon FE400mm F5.6Lのドッキングを追うことである。登場者は変わり映えしないが、メゲズに撮り続ける。何か魅力的絵を作るヒントが生まれることを期待して。

自然教育園のイロハモミジの紅葉は最近は通常、12月に入ってから、皆さん来るのが早すぎる。

2019-10-30
今日は望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lオンリー



自然教育園ではおなじみのオオニナガは東京都では絶滅危惧種。現状、いろいろな虫の人気の的です。



Canon FE400mm F5.6Lは結構なトリミング拡大耐性を持っています。3.5m以上離れた所から撮って、さらにトリミング拡大しているのに細部をちゃんと表現しています。







最近、出没のさかんなヤマガラに接近撮影するも、残念ながらピンボケ。



ヤマガラの飛び姿なのだが、なにやらよくわからない。

2019-10-31
今日はマクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroオンリー



自然教育園には外見上に似たような白い花の菊が4種有ります、シロヨメナ、ユウガギク、シラヤマギク、カントウヨメナ、その見分け方は大変。面倒だからやめときます。









2019-11-1
今日はマクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroと望遠Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F4ツーセットを持って行ったが、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F4の出番無し。

以下、マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macro





水面の面白さに焦点を合わせて画像モディファイ。

2019-11-2
今日はマクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macroと望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6Lツーセット

接写リング、Viltron, DG-GFX 18mmが使用2回目にして壊れた。これまでいっぱい使ってきた中国産カメラ関連品の初のトラブル。これは結構大きなショック。初期トラブルを修復できなければ、今後中国製に手が出せなくなる。
GF120mm macroには接写リングは必須であるのに、唯一のGFX用接写リングが信用できないとなると、12000円の損失以上にショックが大きい。果たして修理可能か?? 
あれやこれやトラブルが色々あって、ここのところ落ち込んでいる。このブログの写真は全て、接写リング無しのトリミング拡大写真。GF120mm macroは等倍から程遠いのでトリミング拡大しないと絵にならないのである。


以下マクロ、Fujifilm GFX50S + GF120mm macro

アワコガネギク





このあたりはシラヤマギクでしょう?







以下、望遠、Fujifilm X-T3 + Fringer EF-FX10 + Canon FE400mm F5.6L 
今のところFringer EF-FX10はちゃんと動いている。








オオニナガとツマグロヒョウモン








シジュウカラのつぶらな目

続きはまた明日。

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