ビーコンとは近距離無線端末のことです。無線としては可視光、超音波、無線LANなどを利用するものもあるようですが、最近はBLE(Bluetooth Low Energy)を利用するものがスマホとの接続性の良さから注目されつつあるようです。安価で低消費電力という特徴が受けています。
一方、IoTとは世の中の様々なモノ(Things)がインターネット(Internet)で繋がる状況を意味しています。インターネットに接続する機能を持たない多くのモノを如何にしてインターネットに接続するかが基本的な課題となりますが、その課題の解決策のひとつとしてビーコンが期待されているようです。
例えば、アプリックスIPホールディングスの取り組みとして、浄水器やコーヒーメーカーに「お知らせビーコン」と呼ばれるビーコンを埋め込み、スマホとの接続により、浄水器の場合はフィルターの交換時期を、コーヒーメーカーの場合はコーヒーの仕上がりタイミングを、それぞれ知らせてくれるようなものが提案されています。スマホへのお知らせを契機に、関連する通販サイトに接続すると欲しいタイミングで商品を注文したりできるようになるとのことです。
このようにビーコンがIoTの進展に一役買いそうな状況となりつつあります。
アプリックスのニュースリリース(2015.7.30)のサイトは、http://www.aplix.co.jp/?p=14409です。また、お知らせビーコンに関する他のプレスリリース(2015.8.25)のサイトは、http://www.aplix-ip.com/wp-content/uploads/20150824CVT8S34Z_PR.pdfです。
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