中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)が中国で最初のメタバース(※)製品と称しているもので、2021年12月下旬に公開を始めているようです(注:商用化計画は未定)。”シーラン”は”希壌”という製品名の漢字を発音したものです。
(※)関連ブログ(→https://blog.goo.ne.jp/blspruce/d/20211210)を参照
スマホ等で専用アプリを利用し仮想空間上で現実世界(あるいはそれ以上)のような活動がアバター(分身)経由でできるようになっています。また、パソコンや一部のVRヘッドセット装着での利用も可能なようです。
シーラン内には"クリエーターシティ"と呼ばれる都市が設置されていて、会議などのイベントを開催できる建物があったり景観を楽しめる色々なスポット(注:少林寺など)が再現されています。公開された2021年12月27日には、メタバース上でAIに関する開発者会議が開催され、そこでは百度のCEOである李彦宏氏などが講演されたとのことです。
百度のアカウントがあれば、専用アプリで個人情報を登録しアバターを定義することでメタバースへの入場が可能なようです。
関連の報道動画のサイトは、例えば以下です。
https://www.youtube.com/watch?v=qMUmvUbXcLI(2021.12.16~)
https://www.youtube.com/watch?v=2EZN6qosxpQ(2021.12.28~)