ヤマトホールディングスが、独立行政法人都市再生機構、多摩市との連携で、2016年4月28日に東京都多摩市の永山団地、貝取団地に設置した、買い物弱者向けの買い物・家事代行サービスの拠点です。国土交通省が推進している『地域を支える持続可能な物流ネットワークの構築に関するモデル事業』(*1)のひとつとして始められたようで、この種のサービスは”ネコサポ”と呼ばれているようです。現在は千葉県松戸市にも拠点が設けられているようです(*2)。
*1)https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_000046.html
*2)https://nekosapo.kuronekoyamato.co.jp/
ネコサポに関連し、ヤマト運輸では、防犯製品を扱うハローライト(東京千代田区)との連携で、2020年6月22日より、高齢者見守りサービスの実証実験を行っているようです。
多摩市に在住のひとり暮らしのネコサポ会員の高齢者宅に”IoT電球”(注:LEDとSIMが一体化した通信端末でLPWA回線経由でネット・クラウドサーバーにつながる。「ハローライト(HelloLight)」と呼ばれる。)を設置し、日頃の状況を監視するようになっています。
即ち、IoT電球のON/OFFが一定時間以上行われかった場合、この電球が自律的にネコサポ会員が指定した親族や知人、およびネコサポステーションに異常検知のメールが届くようになっていて、メールを受けた親族・知人、ネコサポステーションのスタッフが対応するという仕組みです。
高齢者見守りサービスの実証実験のニュースリリース(2020.6.1)のサイトは、https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/pressrelease/2020/news_200601.htmlです。