ヤマト運輸が、2017年3月16日、労使間で合意に至った、宅配ドライバーの労働環境改善に向けた見直しです。
ネット通販の伸展に伴う宅配荷物の増加に対しドライバーが不足し、その労働環境が悪化しているため、対応として、ヤマト運輸では、荷物の配達時間帯や再配達の受付時刻に関する見直し等を行いました。即ち、
(1)荷物の配達時間帯については、従来、用意されていた「12:00~14:00」、「20:00~21:00」の2つを廃止し、「19:00~21:00」を新設することとし、また、
(2)従来20:00までとしていた再配達の受付時刻を1時間繰り上げて19:00までとしました。
上記(1)は2017年6月中に実施し、(2)は2017年4月24日より実施する、とのことです。
また、2017年10月より「勤務間インターバル規制」(即ち、終業と始業との間に少なくとも10時間の休息時間を確保)も導入する予定とのことです。
ヤマト運輸の関連サイト(2017.3.17公開)は、http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/info_170317.htmlです。