ソフトウェア開発のフィート社(東京・新宿)が、2016年2月4日から提供を開始している、海外旅行者向けのサーバーレス型旅行会話用音声翻訳アプリです。有料で価格は3000円です。
特徴は、ネットへ接続することなく利用できる点です。従って、海外でスマホをネットに接続できない場合にも利用できます。スマホに搭載されるメモリが大容量化されてきたことにより、提供可能になったようです。
英語、中国語、韓国語に対応しており、日本語との間の双方向の翻訳ができるようになっているようです。
利用者は、アプリを起動後に表示されるマイクのようなボタンを押して、翻訳したい日本語などを入力します。英語への翻訳の場合は、それが英語に翻訳されて出力され、対面の外国人へ伝わります。それを受けて、対面の外国人が同じように対応する英語を入力すると、それが日本語に翻訳されて出力されます。というように、スマホを通訳者に見立てて簡単な会話ができるようです。海外のお店や観光地などでの会話に利用できそうです。
本製品は情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳技術を活用しているようです。
プレスリリース(2016.2.4)のサイトは、http://www.feat-ltd.jp/press/20160204-01/です。