コグニティブ(cognitive)とは「認知の」「経験的知識に基づく」といった意味のようで、コグニティブコンピューティングとは、自らが学習し、考え、瞬時に膨大な様々な情報源から大量のデータを統合し、分析することができるシステム(下記サイト参照)とのことです。
http://www.jmca.jp/column/tu/tu29.html
2009年4月に発表され、人工知能を搭載するスーパーコンピュータ「IBM Watson」は、コグニティブコンピューティングのシステムと呼ばれています。
上記のサイトによると、コンピュータは以下の3つの世代に分けて考えることができ、コグニティブコンピューティングは第3世代にあたるのだそうです。
第1世代:Tabulating Systems Era(19世紀後半~1950年代までの作表機の時代)
第2世代:Programmable Systems Era(上記以降、現在まで続いているプログラム可能なシステムの時代。現在のPCやスマホもこの世代)
第3世代:Cognitive Systems Era(コンピュータ自らが学習し、考え、様々な情報源から大量のデータを収集かつ統合し、瞬時に分析する時代)
現在の第2世代コンピュータが「左脳型」コンピュータであるのに対し、第3世代のコグニティブコンピューティングのシステムは「右脳型」コンピュータにあたるとのことです。
関連ブログ(IBM Watson)は、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/d/20160420です。