Non-Fungible Tokenの略で「非代替性トークン」などと訳されています。”fungible(代替可能な)”でないという意味で、世界にひとつしかないようなもの、例えば、その人特有のオリジナル作品などに対して有効に機能するようです。
仮想通貨のビットコインなどを支える技術として知られている「ブロックチェーン」技術を活用する仕組みとなっているようです。すなわち、ブロックチェーン上で発行される画像、音楽、映像などのデータを指しているようです。芸術やアート作品との親和性が良いようです。
NFTにより、画像・音楽・映像などの作品が代替できないことを証明でき、サイバー上の取引きにより世界中の消費者への販売ができるようです。
サーバーを経由しない点に特徴を持つブロックチェーンを活用することから、消費者との(サーバーを介さない)直接取引が可能なようです。また、取引記録が残るため作品制作者にとっては自分の作品がどのように利用されたかも追跡できるようです。この点で作品のクリエイターにとって有益な仕組みと言われ、クリエイターエコノミーとの親和性が高いようです。
こうしたことからNFTベースの作品の取引量がリアルの作品に迫る勢いで伸びているようです。また、NFTは最近注目されているメタバースの、特にビジネス活用における今後の発展の鍵になる存在となっているようです。
NFTとして、スポーツ用品の「ナイキ」や「アディダス」、高級ブランドの「グッチ」、我が国ではファッション大手の「ビームス」などの取り組み事例が知られているようです。
また、進展を阻む課題もあり、対策が検討されているようです。
関連ブログ(”メタバース”とは)は、以下です。
https://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/52853f11c29b64764f177061e41ab44c