気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ダークウェブ(Dark web)”とは

2019-12-30 23:30:23 | 情報技術・情報処理技術・サービス

インターネットのWebサイトは、アクセス方法やアクセス環境の点から、(1)サーフェスウェブ(Surface web、表層Web)と(2)ディープウェブ(Deep web、深層Web)の2つに分類され、後者のうちの一部、即ちTor(The onion router)などの特殊ソフトウェアを使用しないとアクセスできないWebサイトのことを指しているようです。

ここで、Torとは、送信データを何重にも暗号化し、複数のサーバを中継させることにより、送信元を特定出来ないようにする技術のことです。その技術を実装するソフトウェア自身をTorと呼んだりもするようです。

また、上記で「サーフェスウェブ」とは、一般的なアクセス環境でアクセスできるWebサイトのことで、通常の(ロボット型)検索エンジン(のクローラによって)収集できるサイトです。検索エンジンを用いて検索することができます。

それに対し「ディープウェブ」とは、インビジブルウェブとも呼ばれ、パスワードの入力や特殊なアクセス環境を必要とするようなサイトです。検索エンジンが収集することができないサイトです。検索エンジンで検索しても出てこないサイトです。

「ダークウェブ」は、関係者以外はアクセスできないサイトであり、麻薬などの違法な物品が売買されたり、サイバー攻撃や迷惑メール、ネット詐欺などに関するプラットフォームとして利用されたりしているようです。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “PoE(Power over Ethernet)... | トップ | “エッジAI”とは »
最新の画像もっと見る

情報技術・情報処理技術・サービス」カテゴリの最新記事