俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

残暑

2022-08-19 | 俳句・秋・時候

 

 

ベンチには誰もをらざる残暑かな

 

 

 

 

 

 

立秋を過ぎてもまだ残っている暑さをいう。

 

 

 

 

 

 

夏の暑さとはまた違い、やりきれないものがある。

この暑さは秋の彼岸を迎えるまで続く。

 

 

 

 

 

 

「残暑」には夏の暑さが残っている感があり、「秋暑し」には少しの涼気がひそんでいる気がする。

 

 

 

 

 

 

公園の芝生に置かれたベンチには誰も座っていなかった。

というより、人自体がほとんどいない残暑であった。

 

 

 

 

 

秋暑し旅客機雲の下飛びて

 

 

 


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