誰もゐぬベンチに夕日秋深し
秋も半ばを過ぎ、いよいよ深まった感じをいう。
草木は紅葉し、大気は冷やかに澄みわたり、寂寥感が深くなる。
「秋闌(あきたけなわ)」「秋闌く(あきたく)」も同様の季語だが、「秋深し」の深みはない。
「秋深む」は慣用的に用いられている。
誰も座っていないベンチに夕日が差していた。
その様子に、秋が深まった感じがした。
深秋の何も無き畑鴉きて
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