俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬木立

2024-01-10 | 俳句・冬・植物

 

 

シベリウス聴きつつ歩く冬木立

 

 

 

 

 

 

立ち並んで葉の落ちた寒々とした冬木の群れをいう。

 

 

 

 

 

 

「寒林」のような広がりのある冬木の群れでもなく、「冬木」のように一本か数本のものでもない。

 

 

 

 

 

 

ひとかたまりをなした、枝の間に空が透けて見えるような木立の群れをいう。

 

 

 

 

 

 

すっかり葉を落した冬木立が聳え立っていた。

その前をイヤホンでシベリウスの交響曲を聴きながら通って行った。

 

 

 

 

 

むさし野の夕日に黒し冬木立

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寒晴 | トップ | 蝋梅 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俳句・冬・植物」カテゴリの最新記事