この夏休みに読みたい一冊だ。
2012年講談社ノンフィクション賞をゲット。
タイトル:「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」
出版社: 講談社
著者: 安田浩一

伝統的右翼の宣伝カー活動とは一線を画し、
人権侵害も甚だしい暴力・殺人を示唆する言葉を街頭で巻き散らかす
とんでもない集団=「在特会」についての渾身のルポルタージュだ(と、書いてある)。
「在特会」とは正式名称「在日特権を許さない市民の会」だ。
(何が市民だ!市民なら市民の表現形態を守れ!)と私は言いたい。
「良い朝鮮人も悪い朝鮮人も皆殺せ」
「ゴキブリ」「首をつって死ね」等々、
信じられない攻撃性・排他性を巻き散らかすこの団体の言辞に比べれば、
高校生の時に聞いた天井桟敷の「言葉のボクシング」など、
赤ちゃんを寝かせる子守唄だ。
私の最も関心があるのは、
この在特会の人たちが、
なぜこんな極悪人のような言葉を撒き散らすようになったのか、
なぜ、他人への(特に在日韓国・朝鮮人への)憎しみを街頭まで出て、
拡散させるのか、という点である。
この在特会の行動は、
私からすれば100%(てか300%)認められないものである。
ああ、彼らに彼らと同じレベルの悪口を言ってやりたい!
しかし、と、その気持ちを諌め、冷静さを促してくれそうな取材・分析を
この安田浩一さんは試みている(と、書いてある)。
確かに、生まれた時から在特会だった人なんかいない。
ここは社会現象としての在特会活動を、
この本を手がかりにして考えるチャンスだと思う。
今夏も忙しくなりそうだ。
と、ここまで書いて、雷・稲妻が心配なので
(さっきもブレーカーが落ちて、パソコンがブチッと切れた)
今日はソソクサと終わることにする。
(5時ごろ同じ江西省の临川で落雷のため花火工場が爆発したとか・・・。大変だ)