毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「張家界最後の日ー森林公園へ行く道ー」2014年6月18日(水)No. 923

2014-06-19 00:03:27 | 中国事情

張家界3日目は森林公園を見学し、

夕方、張家界駅から長沙へ向かう予定だ。

森特有の澄んだ空気に包まれるのもこの日で終わりだ。

朝、例によって瞬発力ある北京夫婦は早起きして私たちを下で待っていた。

 

荷物は駅に運んでもらい、私たちは森林公園に向けて、出発!

宿舎を出てまもなく水田が広がり、遠くに牛がいた。

牛がいるとなると、当然こういうのも・・・・・・。

江財大卒業生の劉思ていさんなら一目で分かる黄牛の糞だ。

道路わきにちょこんとお供えしてあった。

 

劉慧さんが、気を取り直して民家のくちなしの香りを楽しむ。

 

壁に「子どもと痴呆の人は火遊びするべからず」

と書いてあった。(その他の人はしていいのか?)とついいつもの癖が出る。

 

村の家は押しなべて立派に建て替えられている。

「新農村」運動の成果であり、観光業で潤っているためでもあろう。

ガイドの熊(XIONG)さんに関係ない家の前に立ってもらった。

 

いよいよ森のモノレール乗り場に向かう。

すると、観光客用の散歩道の脇で鋭く叱る声が・・・。

女性が鞭で石と泥に苦戦する馬をピシパシ叩きながら前進させているのだ。

「足元がお悪い中をようこそお越しくださいました」

という言葉があるが、馬は本当に足元が悪くて足がブルブル震えている。

見ているほうも辛い。

こちら(観光客)側はおしゃれに整備された道路、

片や、労働するものたちの使う道はこれだ。

 

あれこれ思いが頭をよぎり始めたとき、人々が上を見て騒ぎ出した。

木に猿がいた。

 

今度は、道路わきできれいな赤いくちばしの鳥が、何かをつついている。

 

近づくと、なんと蛇だ。弱っているがまだ動いている。

熊さんが、すかさず大きい石を何度も蛇にぶつけて殺した。

(そこまでするのか)と思ったら、

これは毒蛇だから絶対生かしてはおけないとのこと。

私はこの年になってもいろんなことが分かっていない。


さあ、最後の張家界の森はどんなだろう。

というところで、次につづく。

コメント
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