我が娘のプレゼントの水筒に辺野古で買ったシールを貼り、
授業にも持参して教卓の上に置いています。
休み時間に元気者の一年生の王征さんが目敏くシールを見つけ、
「先生、それはワタナベ?」と「辺」の読み方を聞くので
「へ・の・この『へ』です。辺野古は、日本の沖縄の小さい村です。
アメリカと日本政府が新しいミリタリー・ベースを
そこにmaking造っています。村民も県民も反対です。」
と簡単な日本語と英語で説明すると、
「ああ!我知道です。アメリカ、悪いです。」
と言うので驚きました。
この大学の学生で日本の米軍基地問題について知っている学生は
初めてでした。
確かに、CCTVなどでもときどき報道されているようですが、
この大学(日本語学部)の学生たちは、
2年生も4年生も、卒業した学生たちも、
政治問題には全くと言っていいほど関心がありません(でした)。
この一年生の王さんは、
とにかく活発で好奇心に目をきらきらさせながら
日本語で表現しようと話しかけてくるので、
これからどんな話ができるか楽しみです。
↓南天の群生にも大木の葉が落ちて、一層カラフルでにぎやかです。
↓鈴なりの南天の実。薬効か何かあればみんな採るのでしょうが、
見向きもされていません。