やんばるの森の自然(イルカンダ):Cさんのフェイスブック記事より。
「200年はもつ」と銘打ち、建設されつつある
名護市辺野古の米軍新基地の周囲には、
陸は「やんばる(山原)」と呼ばれる山岳地域があり、
世界でも希少な動植物(ヤンバルクイナは超有名ですね)が生息し、
辺野古の海は海でまた、世界にまたとない大サンゴ群をはじめ
海洋学者を唸らせる生物たちの世界が広がっています。
こうした自然は何万年もかかって今に至っているのであり、
今だけ、金だけ、自分だけの都合で絶滅させることは
結局、私たち日本に居住する人間たちにとっても、
「二度と取り返すことのできない損失」などと言って済ませられない
虚無と空洞をまねくことになるでしょう、てか、なります。
やんばるの森の自然(パキラ):Cさんより。
写真を撮影されたCさんは、
愚かなこの新基地建設工事の進展を、1時間でも1分でも止めるため、
平日は毎日、毎日、仲間たちとカヌーで海に漕ぎ出し、
できる限り船のそばに近づいて抗議しています。
海の安全を守るはずの海上保安庁職員は高性能のGボートで
一馬力のカヌーに襲い掛かり、
何の権利もないのに横暴にも拘束します。
(「危ないですよ~。」「危ないですからね~。」と
口先は丁寧体ですが、実際にしていることは暴力団と変わりません)
毎日、毎日の抗議活動が
(もうこれ以上は頑張れない)というギリギリの状態なのは
日々のフェイスブック「辺野古高江新聞」を読めば分かります。
そんなCさんの心に力を与えるのは、
ときおり、空いた時間に訪れるやんばるの森で
まだ生きのびている小さい命たちだそうです。
やんばるの森の自然(カクチョウラン):Cさんより。
やんばるの森の自然(イシガキチョウ):Cさんより。
やんばるの森の自然(コノハチョウ):Cさんより。
やんばるの森の自然(ジャコウアゲハ):Cさんより。
やんばるの森の自然(シロオビアゲハ):Cさんより。