毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「4年間ともに過ごした仲間が往く」No.2922

2019-05-21 22:48:14 | 中国事情

決定的に二度と会えないわけじゃないとは思えど、

毎年この時期には、苦手中の苦手な「別れ」が到来します。

取り分け、この4年生たちは、

私がこの大学に赴任してきたときに入学してきた子たちで、

ヨロコビも悲しみも怒りも叱咤激励もずうっとともにしてきた仲間、と言うか

この大学での心の同志たちです。

女性たちはみんなお化粧をしてぴかぴかですが、

中身は同じ。

たった一人の男性、韋 彤さんはここ半年で顔が2倍ぐらい太りましたが、

中身は同じ。


私は写真は大嫌いなんですが、夕方呼び出されて

この「夢が始まる場所:夢開始的地方」モニュメント前で

記念撮影をしました。↓

4年前は(ダサ~)と冷ややかに見ていたこれにもすっかり慣れました。

何十万人の卒業生が、

この記念碑の前で写真を撮り、別れていったことでしょう。

ま、縁があったらまた会えるさ!てことで。


下はちょうど一年前、卒業生から話を聞く3年生の彼女ら+彼。

この教室は先月追い出された曰く付きの1階の部屋です。

後ろの壁にカレンダーの裏に描いた「伊豆の踊り子」と「私」、

横には日本から持参した日本地図があります。

今はどこに行ったものやら……。

 

コメント (2)
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