↑これやってたの、確か、ついこの間でしたよね。
どこから見ても間抜けな感じは否めませんが、
しかし、確実に「北朝鮮」(註)への恐怖を煽っていました。
この訓練は日本政府が各自治体に是非やるようにと
通達を出していたと聞きます。
また、緊急でもないくせに早朝にJアラートを鳴らして、
「ミサイル、怖い!」感を演出していましたね。
そんなことしている間に、
少しは戦争の危機を回避するための外交を
アベ政権は展開したでしょうか。
残念ながら、一切、全く、NO!です。
逆に、国内と国連で、
「今は対話する時ではない!強力な制裁こそが必要だ!」
と、対北朝鮮への強攻策ばかり叫んでいた日本政府。
日本の軍事拡張の理由として
つねに朝鮮半島危機を持ち出していました。
つまり、朝鮮半島の不安定な情勢はアベ政権にとって
憲法を変えて、自衛隊を軍隊に位置づけ、
戦争できる国にする錦の御旗だったのですね。
南北会談が成功することは、
安倍政権にとって、めっちゃ苛立つことなんでしょう。
あれほど安倍はトランプ米国大統領の言うことを聞いていたのに
トランプはアベ日本国首相の存在など歯牙にもかけていません。
米朝会談は、日本を完全に蚊帳の外にしています。
下の図を見れば、
アベ首相がどれほど外交で無為無策か一目瞭然です。
アベは、「ピンチになったら拉致家族利用」とばかりに
「南北会談では私が司令塔となって」拉致問題の進展に当たると
家族の皆さんにぶち上げたそうですが、
南北会談では、結局、拉致問題について
韓国の文大統領が取り上げてくれると言うので、
「それで、話はどうなったの?」
と韓国に聞くという体たらくです。
↓これが「司令塔」の言葉。
今、拉致被害者はこんな首相を国のリーダーにしてしまったことを
残念に思っているのではないかと思います。
4月22日の拉致被害者を救済する国民大集会に出席した
安倍首相が公務を理由に帰ろうとしたら会場から、
「もう帰るのか!最後までいろよ!」
と野次が飛んだそうです。
(安倍首相はその後公務なんかに就かず、
さっさと自分の家に帰ってしまったそうな)
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註:いちいち「朝鮮民主主義人民共和国」と打ち込むのに疲れました。
中華人民共和国の短くしたのが「中国」だから、
朝鮮民主主義人民共和国は「朝国」でもいいかと思いますが、
誰もそう言わないので、失礼ながらみんなの真似して
「北朝鮮」と使うことにします。
「おかみ」の命令に従っていたのは、戦前の社会だったはずですが。「異」を唱えることに圧力がかかるなんて。
やはりこのまま放っていけませんね。