毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

南昌日本語コーナーに90歳の学徒」 2013年6月8日(土) No.674

2013-06-08 22:13:15 | 中国事情
今日、一人で八一公園の日本語コーナーに行った。
財大生はテスト真っ最中、
しかも今日・明日は来たる端午節休暇(10日~12日)の振替授業で、
財大生どころか、どこの学生も来ていなかった。
江西科技学院3年生の張葉妃さん以外は・・・。
張さんとマンツーマンでぺちゃくちゃ喋っていると、
その後、博堅先生が到着、
さらにその後、一人の涼しげな風情の年配の方がいらっしゃった。
その方は、旧満州帝国新京(現長春)野戦病院院長で外科医だった
蔵学科(ぞう がっか)さんとおっしゃる方だった。
不思議な清潔さを感じさせる風貌、
満州国の学校で強制的に学ばされた見事な日本語。
お歳は90歳だという(つまり、1923年生まれ?)。
日本語コーナーに行くと、
本当に歴史の生き字引のような方々にお会いする機会がある。
80歳の博堅先生がちょっぴり若者に見えたりして。(^O^)

しかし、今日の本物の若者代表、科技学院の張葉妃さんも負けてはいず、
博堅先生の質問に、
ロシアのゴーリキー、プーシキン、トルストイ、
フランスのビクトル=ユーゴー、中国の魯迅、どこかの国のアンデルセン、グリム兄弟、
と、まるで名前当てクイズみたいにやたら名前を挙げて応酬していた。
張さんは日本のアニメはほとんど見ないが、
宮崎駿の作品は全部観たと言う。
『河童のクウと夏休み』をリコメンドすると
「それももう観た」との返事。
(クルクル)←舌を巻く音。
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