毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

楽しい日本気象協会の天気予報     2011/01/13(木) No.52

2011-01-13 18:13:31 | 中国事情
 インターネットで、南昌でも日本に居るときとほとんど変わらない情報が得られる。
私の毎日の楽しみは、日本気象協会の天気予報だ。
折れ線グラフで、一週間の気温の推移を日本各地と南昌とで比較すると、例えば札幌や仙台は常に南昌より気温が低いのが分かる。その時心中、(あら、おきのどく~)と余裕が湧く。
しかし、東京と比べるともうほとんどの日、南昌の方が低くなる。
都市を換えるとパッと折れ線グラフが変化するのが楽しい。日本気象協会もなかなかやるなあ。 
 
 それを何回もしていて気がついたのだが、大阪と南昌では、気温の推移を表す折れ線グラフが非常に似た形状をしている。ただ、常に南昌が大阪より気温が低く、ラインは大阪の下を這いずっている。私は負け試合続きのチーム監督みたいに(だいたい、南昌!おまえは亜熱帯のくせに何やってんだよ!夏だけ亜熱帯かよ!)と心で口汚く罵るのだが、最近の南昌はビクともせず毎日気温の低迷を続けている。シベリア寒気団が中国大陸に冷たい風を吹き込むためらしい。


 ある日本語教師の先輩が、「南昌の天気は、偏西風の影響で数日後の大阪の天気として具現する。」という説を述べていた。南昌が大雨になると3日後大阪にも大雨が降る、というわけだ。そう言われれば、ここに来て以来、大阪の友人からメールなどで天候の情報が寄せられる度に(へえ、似ているな)と思った。
日本気象協会の折れ線グラフもそれを裏付けるのではないかと思う。

 風土が似ると生活様式も似る。そこに住む人々の気質も同様だ。南昌がなんか大阪っぽいと感じるのはそういうわけもあるのかも知れない。
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