毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国的平安夜」 2013年12月24日(火)No.831

2013-12-24 20:23:09 | 中国事情
昨日、今日と麦盧園へ。
期末試験が終わり、4年生はいよいよ就活本番、
そして、大学院入学試験が1月4日に迫っているので、
就活組、進学組双方ともクリスマスどころの騒ぎじゃない。
私もこの二日間、もっぱらその手伝いをしていた。


↑女子寮の渡り廊下には布団がたくさん干してある。
のどかな風景だが、進学組の劉慧さんは、
「大学院の試験が終わるまで蒲団なんか干している場合じゃないです。
夜寝る時は、冷たくて嫌ですけど……。
洗濯もできるだけしないようにしています。服なんか少々汚れてもいい。」
と。
しだいに入試日が近づくにつれて、緊張感が高まってきた様子だ。
とにかく、平常心を失わないようにしてほしい。


↑2年生は副専攻がまだないので、既に帰省した子が多い。
キャンパスの道路もヒッソリしている。


↑片や、麦盧園メインストリートには、華やかなラッピングや箱がズラリ。
女子大生がリンゴ(苹果)を選んでいる。
そう、今日はクリスマス=イブ(平安夜)なのだ。
平安夜の「ピンアン」と苹果の「ピングオ」の「ピン」が同じ発音なので
苹果(リンゴ)をプレゼントする習わしがある(といっても改革開放以降の習慣だ)。


↑女の子ばかりが買っているようだが、男は恥ずかしいのだろうか。
中秋節の月餅は男性、女性問わず交換し合っているのに。
ちなみに、4年生の周双双さん(女性)は4年間、
一度もこんな可愛いラッピングの苹果を
もらったことがないとのこと。
丸裸のリンゴを「ほれ、あげる」と言って友達がくれただけだそうだ。
虚飾を捨てて実を重視する子は、こういうことしないのかも。
私から見ても、
中国のラッピングは往々にして派手すぎる。
中国的に言えば、
「どうせやるなら、派手にやれ!」ということだろうか。
その考え方にはある部分同意するが……。
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