毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「巣立ちの時」  2012年6月2日(土) No.363

2012-06-02 22:40:52 | 中国事情


最も馴染み深い4年生が、今日、卒業した。
大学の正式な卒業式は別の日にあるようだが、
卒業生自身、その日がいつなのか知らない。
知ったとしても出ない。
日本語学科の学生にとっては、
口頭試験が終わることが卒業を意味するようだ。
7000人もの卒業生が一堂に会するような場所もないし、
あったとしてもそんな会に行きたいと誰も思わないだろう。

今日は土曜日にも関わらず
口頭試験が午前中にあり、
午後は記念写真撮影会、
夜は卒業記念パーティー(自分たちでお金を出し合い、先生方を招待する)だった。

これで全て完了した。
また会えるに違いない子も何人もいる。
しかし、'08日語クラスはこれで解散だ。
私が赴任した時に3年生として出迎えてくれたこの学年には
ずっと深い絆のようなものを感じていた。
彼女ら彼らに
幸多かれと心から祈る。


この大学の学生は本当にお酒が飲めない。
勉強で忙しいからだろう。
今日は皆、飲む気ムンムンで臨んでいたが
ほんのちょっと飲んだだけでこの有様だ。


そうは言っても、中には先に就職して
既に飲む練習している子もいる。
ビール瓶を両手に爽やかな笑顔を振りまくのは
浙江省杭州に就職した馬さん。
ちょっと先輩ね。


とても仲良さそうなので1枚パチリ。
この姿を見て、小紅老師が
「がんばれ~!そこの二人」
とやや無責任な応援をしていた。


麦盧キャンパス。背景の建物は図書館。財大は広い。
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