真面目に考える素振りすら見せず、
いとも簡単に沖縄の地方自治権を踏みにじった政府(農林水産省)の決定に対して、
平和と民主主義を国の柱としてきた全国の日本国民は心底怒らなければならない。
こんな政府では外国から独裁国家だと言われても反論できない。
沖縄を犠牲に安穏と暮らすことが恥ずかしいと思わなければならない。
(広島のミツヨさんはいみじくも「広島―福島―沖縄は一つに繋がっている」と言った)
私はたった2日間しか座り込みに参加できなかったが、
今日もまた、きっといつものように、
みんなを勇気付けている山城ヒロジさん、
ニコニコと静かに座っている85歳の島袋文子さん始め、島のオジイ、オバア、
毎日各市町村から駆け付ける島ぐるみ会議のみんな、
日焼けしたカヌー隊のみんな、
沖縄と連帯したい一心で、ともに座り込みに来た全国各地からの人々、
テント村を守りながら、無念にも死んでいった多くのオジイ、オバアの魂、
そんなみんなの力が辺野古に満ち満ちていることだろう。
第一テント(3月26日)
「沖縄は戦後70年間ずっと犠牲を強いられてきた。
今この新基地建設を許せば、私たちの犠牲は永遠に続く。
私たちは負けない。なぜなら勝つまで頑張るからだ。
だから、絶対負けるわけがない。」
と山城ヒロジさんは言った。
「毎日、フロートを越えて、カヌーのメンバーは前へ、前へ、進んでいく。
それしかできない。一分、一秒、3分、10分と工事を遅らせれば、
いつかは基地建設中止に持ち込めるかもしれない。
海保の職員も何が矛盾なのか、少しずつ分かってきて、
あの暴力的な海保太郎に付き従うものは少なくなってきた。
何かが変わりつつある。」
と、去年の8月に海上保安庁職員に首を絞められたカヌー隊の若者は発言した。
沖縄は、県民と知事の絆を裂こうとする自民党は別として、
今も政党を越えた団結は強固だ。
「本土」の日本国民は沖縄の犠牲の上に安穏として、朝パラの勝谷のように
沖縄県知事を無責任に批判する資格はない。
沖縄県知事の後ろには沖縄県民がついているのだ。
《付録》
辺野古の座り込みテントに行く交通手段
1:レンタカー (例:ククルレンタカー098-856-1202は空港まで迎え有り)
2:バス会社の運行バス(「辺野古座り込みBOOK」参照)
の方法以外に下の便利な方法があります。
これだと日帰りで那覇市、沖縄市―辺野古テント間を往復できます。
<島ぐるみ会議 辺野古バス>
2015年1月15日(木)より当面毎日運行
朝9時30分集合、10時発、16時30分頃解散予定
参加費 1000円、申込不要、各自昼食持参
★出発地 ① 那覇市…県民広場(沖縄県庁前)
②沖縄市…コザミュージックタウン
【辺野古バスの日程(全出発地 共通)】
10:00 出発
12:00 辺野古の浜に到着(昼食)
13:00 ゲート前に移動
15:00 辺野古を出発
16:30頃 解散
●辺野古の浜やゲート前では、座り込みをしている市民のお話を聞いたりできます。
●出発地と辺野古の移動中、高速・伊芸SAでトイレ休憩があります。
●現場の状況や交通事情により、スケジュールは変更となる可能性があります。
【連絡先】
080-6482-4963(島ぐるみ会議事務局)
ニュースそのものはもちろん架空でしょうが、
アメリカという国が、戦後日本国民に摺り込まれた「自由とデモクラシーの国」とはまったく別の顔をも持つことはよく分かります。
2002年から約一年、アメリカで暮らして、自由と民主主義を尊ぶ人々が多くいる一方、「有色」人種と「白」人を分ける発想、ゲイは殺してもいいと本気で思う人の存在、アメリカ中心に世界を見る癖、e.t.c.を見て、(なんだ、日本と比べてもどっこいどっこいだな)と実感しました。2003年のイラク戦争の大義名分「テロとの闘い」「フセインは大量破壊兵器を秘密裏に保持している」と、難癖をつけ、ねじ込んでいったときには、つくづく、アメリカは原始時代同様の棍棒を振り回す野蛮国家だと分かりました。
こんなアメリカに今もなお日本政府はひたすら尻尾を振って付き従い、自国民を無視し、愚弄しているのです。私たちは日本人の誇りを、安倍首相によって傷つけられっぱなしです。もはや外国に行くのが恥ずかしくて、引きこもりになりそうです。
しかし、沖縄人はそんな私たちに、誇りと、勇気を示してくれています。
沖縄人に、わたくし、北海道人は心から連帯します。
http://yabaiyiyiyi.blog25.fc2.com/blog-entry-576.html
↑詳しい情報はこの記事にあり