小名浜臨港 C223 105

2016-02-20 09:19:42 | 小名浜 C223 雨宮
昨夜も旋盤遊び
前回のクランクピンは言ってみれば一個一個数値を数えながら作ったわけだが、
連続して同じサイズに作る方法を教えていただいたのでやってみた

本来は段付きネジを作りたいわけだが、とりあえずはネジを切らない頭付ピンを作った

画像手前は手順とサイズが決まるまでの大きさがまちまちの物
この他にも切子に紛れてしまったものが有ったので10個以上削って安定した
出来たものは 頭径0.8 頭厚0.3 胴径0.5 で首下長が 1.0と1.3
バルブギアに使えるだろうと予備も入れて各5個づつ挽いた

出来上がりは径がプラス0.01~0.02になったが、それ以上追い込むとマイナスになってしまうので止めておいた

最後の切り離しはバイトを交換しないで済むようにドリルレースよろしく糸ノコ(刃は押して切る向き)で切った
それでも慣れないうちはプチンっと飛んで切子に紛れてしまうので、最後まで切らずに指で折り取った

バイトを交換しないので直径方向のメモリは一旦決めれば同じ位置になる
左右は最初に端面を仕上げた位置を0にすれば良かったので判り易い

*左右メモリを0にしてワークをバイトに押し当ててチャックを締めれば良い* と教わったが、
私のコレットは締め付けるとネジが締まる分でワークが引っ込んでしまうのでそれは出来なかった
材料が2.0ミリで余裕が有るので三つ爪チャックでやる方が良いかもしれない

およそ2時間でこれだけ出来たが、さすがに集中が切れたのでおしまい
あとはテレビで秘境駅を見て寝た

一昨日のコメント欄で教えていただいた マチキリヤスリ が載っているTMSは持っていなかったが、同じ記事がナローゲージモデリングに掲載されていた
うちの古い道具箱にあって、何に使うか判らなかったヤスリがどうやらそれらしい (サイズは12本組み精密ヤスリと同じ)


記事の通り、削るのではなく 磨き をするための、画像に写らない微小な目が付いている
父はなんとこれを接着剤をこねるのに使っていたらしく、発見時の表面はエポキシでコーティングされていた
とはいえ最後はもうこれを本来の用途に使うことは無かったのだ
この記事についてブログを書く
« 小名浜臨港 C223 104 | トップ | 小名浜臨港 C223 106 »

小名浜 C223 雨宮」カテゴリの最新記事