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空になった家








引っ越し業者が、「大きな家を専門に仕事をしているけれど、こんなに美しい家、なかなかありませんよ」

と言ってくれた。

たぶんわたしが暗い顔をしていたからだろう。

他人にこんなに気を使わせ、そのお世辞にいちいち反応してしまうなんて、中年の世間知らずは手に負えないのである。


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荷物がいよいよ搬出される当日(先週木曜日)、上のブログを書いていたわたし(笑)。余裕だ。


そして日曜日に人間は英国へ移動し、月曜日には荷物が搬入された。

若い陽気な業者さん6人が段ボール366箱を次々開梱していく。
366という数が多いのか少ないのかわたしには検討もつかなかったが、梱包に3日かかったと友人に言ったら「Moet さん、屋根まで持って行くんちゃうん?!」と言われた数だ(笑)。

新しい家の狭さに悩まされ(事実、荷物の3分の一は、夫のオフィスの倉庫で預かってもらっている)、段ボールで足にすり傷を作りながら格闘した結果、今日の午前中には劇的に片付いた...とここには書いておこう。

そして週末。ブルージュの家の掃除の監督をするために先ほど夫と戻って来たわけです。


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メールをくださったみなさま、本当にありがとうございました。
センチメンタルになっていたせいか、ひとつひとつの言葉が心に染み入りました。お返事は必ずいたします。
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