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Brugge Style
bons baisers de paris
娘の秋休みは大陸へやって来た。
この秋休みが終わったら、英国レジデンスカード申請のため(弁護士に早く片付けろと小突かれているのである)、わたしのパスポートは当局に取り上げられることになる。
もちろんその間は英国から出国ができないし、仮に出国できたとしてもどこの国にも入国できない。
在英日本大使館の方が「ウワサですが」と前置きして教えてくれたところによると、このレジデンスカードがおりるまでに早くて6ヶ月、長くて1年かかるそうだ。
ベルギーの国籍を取得する方が早いと思う。
取らないけど。
それでせめてもの慰めにブルージュからパリへ。
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1年英国から出られない計算だと(つまり1年間パリへ行けないなら)、洋服や雑貨や化粧品や食料品やらを山のように買いだめしなければ、美しい人やモノや建物を目に焼き付けなければ、おいしい和食を食べ納めなければ、友だちに会わなければ、というキリのない欲望から逃れられなくなったからだ。
ロンドンで買えないものはないし、ネットでなんでも買えるご時勢だし、ロンドンにも美しいものはたくさんあるので、わたしのタイムリミット付きの欲望が単なる言い訳に過ぎないことは、自分も、付き合ってくれた夫も、よーく分かっている。そこを夫は気がつかないフリをしてくれた。いい男だ(笑)。
今まで13年間、思いつきで行けたパリ(ブラッセルからタリスで1時間15分)が遠くなる...普段は撮ったりしない写真もはりきって撮ってみたりした。有名観光スポットはどれも車の中からだが(笑)。
先日、ブラッセルについても書いたことと同じで、パリも人が住んでいるところと繁華街が入れ子状になっていて、気の抜けたようなリラックスした感じが熟練の域に達していて魅力的だ。
フランス物産は世界中どこででも買えても、パリの雰囲気は唯一無二。
わたしは今のところパリには住めないが(英国から出ることもできないのに・泣)、英国でもルースなおしゃれ生活を実践したい...
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