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Brugge Style
reims シャンパーニュ の里
ランス(Reims)。
フランス北部グラン・テスト地域圏マルヌ県。
かつてのシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏を含む地域である。
シャンパーニュの里。
地下には、超有名・無名メゾンのあわせて総120キロに及ぶカーヴが縦横に張り巡らされ、もちろん莫大な富も同時に唸っているわけである。
例えばエペルネ(Épernay)はたしかフランス内で最も収入の高い市だ。
エペルネでシャンパーニュ造りの弟子入りしたいわあ。
もっと大切なのは、5世紀の終わりあるいは6世紀ごく初頭、ランス大聖堂(上写真)において、メロビング朝フランク王国の初代国王クロヴィスがキリスト教改宗の洗礼を受けたことから、歴代フランス国王の戴冠式がこちらで行われるようになった。
あるいは、このアルカイックスマイルで微笑む天使。
世界史の教科書や便覧にも必ず写真が掲載されていた。
レオナルド・ダヴィンチの描いた、ヨハネの微笑みのようだ。
誰に似ているというわけではなく、普遍的な美。まさに天使。
これを見るだけでも価値がある(オリジナルは一次大戦時にドイツ軍によって破壊されてしまったそう)。
断酒中の禁を破ってここではシャンパーニュを朝から飲んだ。
外のテラス席で日に当たりながら、ひとりでいつの間にか一本空けられる。
写真がないが、有名なランスの薔薇色のビスケットも大好物。
22年前はエペルネで結婚披露宴を開いた思い出も。
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