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から騒ぎ、とシェイクスピアは言う。


エイヴォン川に浮かぶ貸ボート。
ジュリエット、オフィーリア...それぞれにシェイクスピアのヒロインの名前がついていて、すてき。



ベトナム旅行から英国に帰ったら、娘関係のイベントが立て続けにあれこれと。

なのに、なぜにまた一泊旅行に? というと...


シェイクスピア生誕の街ストラトフォード=アポン=エイヴォンは、
チューダー様式の建物が多く残されたシェイクスピアの舞台のような街。



先日、わが家で娘のガーデン・パーティーを開催するため、料理の準備や、ケーキ作りに追われた。

忙しすぎて、最後は泣きそうだった(笑)。
「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」(『リア王』)とはいうものの。




最初は娘の友人たちと、それぞれの両親も招待する...
というハナシだったので、夫は「ケータリングとウェイターを雇う」と提案した。

しかし親がいては思う存分楽しめないという子らの気持ちを汲み、結局友人たち十数人分の料理は娘のリクエストでわたしが...と引き受けたはよかった。よかったが。

「料理で世界旅行」などとオシャレを追求せず、簡単にBBQなどにすればよかった...


こちらがホテル。



当日はわたしと夫は一泊旅行へ出かけた。
だって、気をつかって皿洗いを始めたり、飲み物を作り始めたりとするのが目に見えているもん(笑)。

一泊で行ったことのない英国の街へと選んだのがシェイクスピア生誕の街。
オックスフォードとバーミンガムの中間、ストラトフォード=アポン=エイヴォンに宿を取った。


1564年、シェイクスピアの生家。
一番にぎやかな通りになっている。



ストラトフォード=アポン=エイヴォンは小さな街だが、観光客でいっぱいだ。
久しぶりに日本の修学旅行生を英国で見かけました!! しかも何組も...

さすがシェイクスピアで売っている街である、何もかもがシェイクスピアのテーマ、ティールームやパブの名前も、アパートの名前も、ホテルの部屋の名前も、道の名前も、すべてシェイクスピア。
あるいは有名な芝居の台詞があちこちに...




メシの種にされたシェイクスピアも、パーティーの準備も何もかも「から騒ぎ」。「人生は舞台、人はみな役者」(『お気に召すまま』)だなあ。
ある日突然舞台の上に連れてこられ、役割をあてがわれ、ある日突然また舞台から去るように言われる...


シェイクスピアが通ったと推定される学校も観光スポットに。



それにしても可愛い街
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