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夢浮橋のヴェネツイア




ヴェネツイアの夕暮れ


朝が明けるのも遅いが、日が暮れるのも早い


人生とは夢の中で浮橋を渡っているようなものと言うが
ヴェネツイアではまさにそのような感じがする


人間の高貴さや、その営みの偉大さのいっぽうで
人間の可憐さや、人生の虚しさがそこここに巣食う感じ


ここでずっとずっと彷徨っていたい





ご質問いただきました

ヴェネツィア、寒かったです!
ロンドンが7度くらいあるのに比べ(中欧から来た友人が「暖かい!」と)、ヴェネツィアは晴天の割に毎日零度から3度、石畳と水辺のためか氷のように冷えました。
空気は一年で一番乾燥している時期なのではないでしょうか。口紅などを使わない人はリップバーム必須です。
風が全くなかったのはラッキーでした。

なんせ重ね着が苦手なので、少ない数で暖かいよう工夫しました。
より気温が下がった時のための予防策に、ダウン嫌いにもかかわらず、薄手のコンパクトダウンを持ち歩きましたが出番はなかったです。
帽子、カイロ、スノーブーツも使わず。

毎夜バスタブに浸かり、暑い暑いと言いながら就寝(笑)。

ホテルの外に食事などに出る場合、ドレスとハイヒールで装うのは伊達の薄着のわたしでもちょっと無理。水上タクシーに来てもらっても無理。足元が...そこはとてもさみしいところ! 着席して目立つ上半身だけはレストランの格に合うようがんばって装いました。

内陸はもう少しだけ暖かかったです。

夏と冬どちらがおすすめかとのこと、もうこれは完全にお好み。冬の静けさよりも、謝肉祭からのあの狂気を伴ったような祝祭的雰囲気が好きという方もおられるでしょう。分かります。
わたしはもう謝肉祭から夏にかけての混雑したヴェネツィアには行かないかもしれません。
毎年、この時期に必ず訪れられるよう、調整したいです。


次に...

ヴェネツィアはわたしは10回以上くらいは行っています!
これからも繰り返し何度も行くと思います!

今回も、教会に奉納されたルネサンス期の重要な芸術家の作品を今一度ひとつひとつ見て回り、人間にとって芸術とは何かを考えることと、ヴィツェンツアの街にあるパラーディオ建築24件を全部見て回るのが主な動機でした。
何十年か前にはヴェネツィアから個人のボートで川沿いと田舎のパラーディオ建築めぐりをしたことがあり、こちらはまた夏場に娘も連れて行きたいです。

他にも「ビザンチン帝国の最後の日」と「活版印刷」の臨時展覧会にも惹かれました。


ヴェネツィア、何度行ってもすてきです。
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