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世界一美しいテニスコートの壁








3月、4月はデンマークから始まって、スイス、フレンチアルプス、
フランス、ポルトガル、ベルギー、チェコ、スペインと旅人気分だった。

5月のはじめは旅の人を迎える番で、
娘のピアノ・コンチェルトを応援するためベルギーから親戚一同が遊びに来ている。


今週、初夏らしい気候のスペインから戻って来た日、英国南部は最高気温7度で
サマードレスを着ていたわたしは震え上がったが
やっと昨日あたりから18度くらいまでになり(うちの温室内は40度!)

今朝はみなさんセーター着用で庭で朝食をとったそうだ。
わたしは8時半まで寝坊していたのでキッチンの隅でコーヒーを飲んだだけ...

今日は近所のナショナルトラストの庭を見に行く予定らしい。


......


庭といえば
写真はどうしても載せたかったポルトガルのセラルヴェス財団(Serralves)の庭園の壁。







わたしはこのテニスコート(現在はそれとしては機能していない)に魅入られた。
突然現実から遮断されぞっとした。
ウィリアム・モリスの野生の壁紙のよう...


もし映画を撮ることがあったら(ないけど)絶対にここで撮ろう

それが完成したらマノエル・デ・オリヴェイラ監督の作品みたいになる予定。
(絶対に「アブラハム渓谷」を見て頂戴! 「クレーヴの奥方」でも)

永遠に完成しない映画。
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