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Brugge Style
北と南のヴェネツィアの朝
第二の故郷ブルージュの朝は、ヴァン・ムーランのパリッとしたクロワッサンで始めたい...
(写真はオランダ語でショコラード・クック、チョコレート・クロワッサンである)
パンの熱気でガラスが曇る。
向かい側は市民劇場。
13年間住んだブルージュの朝はあのころと全く変わらない。
このパン屋さん、ヴァン・ムーランも、わたしが英国へ引っ越してからアカデミーなど他のパン・ケーキ屋さんに変わったりしたが、再業した。
ブルージュは「北のヴェネツィア」と呼ばれるのに、なぜヴェネツィアは「南のブルージュ」と呼ばれないのか...
同じ時代に世界に冠たる貿易都市として栄えたものの、ブルージュとヴェネツィアでは規模が全く違う。なぜなのか、という考察をしたことがある。
北のヴェネツィア。
わたしはこういうことを考えるのが大好きなのである。
ブルージュは500年以上前の最盛期から、路地の一本も変化がないのですよ。
ヴェネツィア、ロンゲーナの名作、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(救済の聖母マリア聖堂)が改修中だった。
天幕もおしゃれである。
17世紀にイタリアで蔓延した感染病の終息を祈願して建てられた、カトリック教会のバジリカ...
こうやって微妙な改修をしながら、これらの2つの水の都はこれからも生き延び続けるのだろう。
おまけ...ヴェネツィアで毎朝2皿食べた朝ごはん。
それからアボカドとスモークサーモン。
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