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大陸ヨーロッパの夏の日





昨日は日帰りで義理実家のあるブルージュ、ベルギーへ行ってきた。


かなり切迫した用事があったとことに加え、隔離生活中の義理の母がもともと社交的な人物のためだろうか、かなりブルーで、このままでは精神的に参ってしまうのではないかと一人息子は心配したからだった。


今週末は欧州全体的に猛暑の予報、昨日はブルージュで33度、今日は35度、明日は37から38度だそうだ。
普通ならばウキウキ宿泊していたところであったが、不必要な接触を極力避けるために日帰りを強行し、食事は屋外のテラス席で十分距離を取って、また挨拶のハグやキスもなし。






朝、5時に車でロンドンの南方にある家を出、ユーロトンネルの英国側の入り口、フォークストンから大陸へ渡り、フランスのカレーに到着、ベルギーの西フランダースに位置するブルージュには10時に到着した(1時間時差あり)。

帰りはブルージュを21時に出て、帰宅したのが夜中の12時半だった。



ユーロトンネルの英仏国境では新型コロナウイルス関係の取り調べが厳しいのかと思っていたが、事前にネットでフォームを記入する以外は特に普段とは変化はなかった。
今のところ到着後の隔離も必要なし。

...と思っていたら、ベルギーから英国への渡航者は、明日土曜日以降移動したケースは、2週間の隔離が要請されると昨夜発表のニュースが出た。
アントワープなどの東フランダースや南のフランス語圏で感染者数が増えつつあるようだ。






観光都市ブルージュはこの時期、例年ならば一番混雑する。
多数の言語が飛び交い、道をただまっすぐ歩くのも大変で、外のテラス席に空きを探すのも難しい時期だ。

今は観光客が少ないだけでなく、地元の人もヴァカンスに出払っているのだろうか、街に残っている地元民や少なめの観光客がみな外で食事をしていて、祝祭の日のような落ち着いていながらも明るい雰囲気は漂っていた。

商店もほとんどすべて営業しているようだった。
繁華街では屋外でもマスク着用、店内の人数制限、などのルールがある。
ホテル業などは、食事をした先の親しいマネージャーに聞いたところ、こちらのホテル・グループ4軒中三軒を年内全て閉鎖、一番格の高いホテルに予約客すべてを宿泊させるプランだそうである。


テラス席に座った娘の写真を友達に送ったら、ブリュッセルから会いに来てくれたのはうれしいサプライズだった。

街の名物アイスクリームを食べ、ベルギー ・ビール(断酒中につき、おいしいノン・アルコール、ブルージュの地ビールSport Not)を飲み、ベルギー食材を調達したり、1日で盛り沢山、懐かしき大陸ヨーロッパの夏の日だった。
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