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mademoiselle prive @ saatchi








大盛況に始まり大盛況に終わった、サーチ・ギャラリーのシャネル展。

友達に誘われて、最終日間近、2回目の見学に行って来た。


ジェコメッティ、アイ・ウェイウェイ...

どのアートが一番優れているかよりも、
シャネル、こういう種類の「美」もこの世界の構成要素であり、
強烈に求め、求められているのだ。

シャネルだって元はと言えば
カウンター・カルチャー的なデザイナーだったわけだし!



この展覧会でわたしが一番気に入ったのが白と黒の「布の森」だ。

シャネルで実際に使われているツイードや絹の布地が
天井から床まで何百枚とぶら下がっていて、黒の森と白の森を形成。

それらに触れながら歩き、
織り目の凹凸の複雑さや、厚みや薄さを手で確認しつつ、
ドレープの可能性を想像したり、光にどのように反応するか見られるのだ。

さらには
なんと言っても
まっさらな「布」の匂いが非常に官能的ですばらしかった。
この匂い、お分りいただけますよね、ね!


わたしが着ていたシャネルのジャケットの裏地と同じ裏地もあり、
「ちょっと!見て見て見てっ!」と友達を呼ばずにはおられませんでしたよ...

彼女がいなかったら係の人を呼びつけていたかもしれない(笑)。
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