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Brugge Style
新しい家に新しいカーテンを

英国の家の寝室部分のカーテンをつけかえた。
部屋がぱっと明るくなった。
幸せとは「新しいカーテンをつけたら気分も新鮮」とか、「新しい蘭の鉢植えを飾って気持ちがいい」などという身の回りの小さなことにあるのだな。世間で言う通り。
胡蝶蘭の鉢植えを買いに行こう。
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always on my mind

昨日は無いと困る設備がいっぺんに整った日だった。
インターネットと家電話開通。
憧れの(笑)ダイソン掃除機到着。
パワフル乾燥機も一緒に。
グランドピアノ搬入。
そして1階部分からは完全に段ボールが消えた。
今まで愛用していたB&Bのクロゼットがこの家には入らないので、週末はロンドン無印に走って組み立て収納を買い込むつもりだ。そしたらたぶん2階部分も片付くだろう...
個人的には段ボールって好きなのだが。何でも放り込んで、そして忘れることができるから(笑)。
...
秋の夜長、うちにたくさんあるインテリア写真集を眺めているとブルージュの家が恋しくなった。
わたしの愛し方が足りなかったのだろうか、と去って行った恋人を思うかのように(BGM は pet shop boys の always on oy mind)。
一方、ブルージュの家とは対局にあるこの家はすべてが「ノルウェイの森」だ。まったく。
目下の笑い者はダイニングにある電気の暖炉。スイッチを入れると電気の炎がゆらゆらゆれるの。キッチュの域にすら到底達することができないインテリアは犯罪である。
そういえば、この電気暖炉に似たものをどこかで見たことがあった...あ、大阪の丸ビルの電光掲示板に現れては消えるニュース文字(笑)。
わたしは決して「ほんもの」信者ではないけれど、「ほんもの」が手に入らないならむしろ無い方がいいものというのは確かに存在するのである。
(上写真はブルージュの家の書斎)
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空になった家

引っ越し業者が、「大きな家を専門に仕事をしているけれど、こんなに美しい家、なかなかありませんよ」
と言ってくれた。
たぶんわたしが暗い顔をしていたからだろう。
他人にこんなに気を使わせ、そのお世辞にいちいち反応してしまうなんて、中年の世間知らずは手に負えないのである。
...
荷物がいよいよ搬出される当日(先週木曜日)、上のブログを書いていたわたし(笑)。余裕だ。
そして日曜日に人間は英国へ移動し、月曜日には荷物が搬入された。
若い陽気な業者さん6人が段ボール366箱を次々開梱していく。
366という数が多いのか少ないのかわたしには検討もつかなかったが、梱包に3日かかったと友人に言ったら「Moet さん、屋根まで持って行くんちゃうん?!」と言われた数だ(笑)。
新しい家の狭さに悩まされ(事実、荷物の3分の一は、夫のオフィスの倉庫で預かってもらっている)、段ボールで足にすり傷を作りながら格闘した結果、今日の午前中には劇的に片付いた...とここには書いておこう。
そして週末。ブルージュの家の掃除の監督をするために先ほど夫と戻って来たわけです。
...
メールをくださったみなさま、本当にありがとうございました。
センチメンタルになっていたせいか、ひとつひとつの言葉が心に染み入りました。お返事は必ずいたします。
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