この記事には回路図を掲載していますが、何ら動作を保障するものではありません。
不利益が生じても責任は負えませんので、参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致します~<(_ _)>゛
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「ユニバーサルギヤーボックスは、コンパクトで良いけれど、もっと回転速度を遅くできないかしらん?」(・。・)ゞ
タミヤのギヤーボックスシリーズは、扱い易く安価なので、工作の材料としてよく利用しています。
しかし、回転速度やトルクは、いくつかある製品の中から選択するしかありません。
例えば、遅い回転が欲しい場合は、力は必要なくてもギヤ比の大きなものを選択しなくては
ならないわけです。
「そもそも、モーターの回転速度をコントロールできれば良いわけだよね。」(・_・)ゞ
市販のコントローラーもあるようですが、自分で簡単に作ることができないだろうかと実験ですっ(`_´)/
最初に考えたのはコレです。
トランジスタでモーターに与える電力を制御しようというもの。
結果としては、ある程度、回転速度を調整することができました。
しかしこの方法は、モーターの端子に与える電圧を下げてしまうためトルクも一緒に落ちてしまい、低速時にはとても弱々しく、ちょっと力を加えるだけで止まってしまいました。
また、コントロールできる速度の範囲も狭いのがイマイチです(-_-)
そこで、次に考えたのがコレです!(`_´)/
トランジスタ2石の低周波発信回路に、モータードライブ用のトランジスタを加えました。
モーターに断続的な電圧を加え、その周波数を変化させることにより、速度をコントロールしようというものです。
実は、モーター制御には、PWM(Pulse Width Modulation)という技術があるのですが、その”いんちき版”というわけです(^_^;
ブレッドボードに回路を組んでみたところ、これが意外にもうまく動きました。
良かったら見てやってください。
どーでしょう?なかなか滑らかに制御できているんじゃないでしょか?超低速にしてもトルクが保持できて使えそうです。
ちょっと残念なのは、電源を3Vから4.5Vにしたら動かなくなってしまったことです。
たぶん、出力電圧の波形が変わってしまったのではないかと予想していますが、オシロスコープなどを持っていないので不明です。
そもそもPWMは、方形波のパルス信号を使うものですからね~ムリがあるのかも(^_^)ゞ
今回の回路の抵抗、コンデンサ等の値は、実験しながら得たものだったのですが、実は微妙なバランスだったりしてね(・▽・)ゞエヘヘ ヾ(^_^;エヘヘって・・・
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この記事には後日談があります。「簡易モーター速度コントローラーの実験製作」をご覧ください。 かりおかここに記す(._.)φカキカキ