レンタカーでフィアットのCセグメントコンパクトカー、ティーポに試乗しました!
フィアットが久々に復活させたティーポという名前。外観は結構スポーティで立派なこの車、果たして中身はどうでしょうか?
今回はたっぷり1週間、1000km以上走ってきましたので、早速試乗インプレです!
●居住性★★★★
まず居住空間がタップリしていますね!特に後部座席は快適です。乗り心地も最近の欧州車には珍しく、低速からダンピングを効かせるタイプなので乗り心地が良いです。高速域では逆にドイツ車のようなフラット感はありませんが、まあ許容範囲の安定感です。静粛性も高いですね。
●動力性能★★
ここが、唯一にして最大に残念なところ。。吹け上がりもサウンドも悪くないのですが、なんというかトルクがあまりないです。高速道路でも登り坂だと全然加速しません。6MTを駆使しても厳しく、すぐ90kmくらいに下がってしまいます。平地であればそれほどパワー不足は感じないのですが。
●ハンドリング★★★
ハンドリングは中々スポーティで悪くないですね。コーナーではアクセルオフでテールが巻き込むような挙動なので、楽しく走れます。と言っても極端なものではなく、ハイスピードでの話なので、普通に運転するレベルでも安定してます。
●総合評価★★★
素晴らしいのは、この車が欧州だと130万円くらいから購入できることですね。マーチレベルです。その価格で立派な外観やゴルフ並みの質感が手に入るのですから、コストパフォーマンスは高いです。ただ、この95馬力しかない1.4ガソリンエンジンは結構辛いので、選ぶならディーゼルがオススメなのでしょうね。では、動画をどうぞ!