レクサスGS-Fに試乗しました!
レクサスの中型セダンのスポーツモデル、GSーFに試乗しました。今では貴重なNAの5LV8エンジンを搭載するこのモデル。古くはアリストからの流れを組む、元祖チョイ悪セダンですが、最近のモデルはどんな味付けなのでしょうか?早速、試乗インプレです。
●居住性★★★★
さすがに外寸がこれだけ大きいと中も広いですね。ISとは違う世界が広がっています。内装デザインと質感はレクサスの文法に沿ったもの。ちょっとデザインは好みが分かれますが、質感はいいです。
ボディ剛性が高いので、乗り心地もショックの角が丸められています。静粛性も高いです。
●動力性能★★★★
このV8エンジンは、本当に回すといい音がしますね!吹け上がりもリニアです。ただ、最近のターボ勢のような低速からの押し出しには欠けます。
●ハンドリング★★★
適度にスポーティですが、基本的には自然で落ち着いたハンドリングです。
●総合評価★★★
うーん、悩ましいですね。レクサスの多くの車がそうであるように、あまり尖ったところがありません。ISやNXならそれで良いのですが、ミドルサイズセダンのスポーツモデルとしては、やはり個性に欠けるのはちょっと競争力的に辛いものがあります。AMGやMモデルに比べると、どうしても味や特徴が薄いんですよね。逆に、あまり目立ちたくないしオラオラしたくない、でも実は速いっていう車が欲しいんだ!という方には合っていると思います。