久しぶりにフェラーリ458イタリアにサーキットで試乗しました!
フェラーリ458といえば、V8ミッドシップでは最後のNAエンジン。
人気も高く、中古車市場相場は上昇傾向にあり488との逆転現象も起きています。
ということで、久しぶりにサーキットで試乗してみましたのでレビューです!
●居住性 ★★★★
相変わらず内装の質感・デザイン共にいいですね!F430からグッと近代的になりますが、458は現行のF8と比べても見劣りしないレベル。
ボディ剛性が極めて高いので外部からの入力にも強く、乗り心地も良好です。
●動力性能 ★★★★★
やはりこのエンジンは素晴らしい!
9000回転で570馬力を発生するこのエンジン、低速から十分なトルクがありますし、高回転で一気に突き抜ける感じがドラマティックです。
これぞフェラーリという感じですね。
比較すれば488の方が全域でパワフルなのですが、高回転の伸びはこちらが上。
個人的にはマフラーは変えたいですね、ノーマルは音が低めなので。
●ハンドリング ★★★★★
ここも素晴らしいですね!ノーズの入りもシャープですし、コーナーでの踏ん張りはさすがミッドシップです。
同じスーパーカーでもランボと違うのは、ランボが見た目に反して基本安定志向なのに対し、フェラーリはいかにもスポーツカーっぽい機敏なハンドリングを実現していることです。逆に、最後の判断はドライバーに委ねられているので、たまにスピンしてクラッシュしている動画を見かけますが、この緊張感がフェラーリらしさとも言えます。
●総合評価 ★★★★★
V8フェラーリの中ではベストとも言える一台ですね。パワーはサーキットでないと使いこなせない程、十分パワフルです。コーナリングも相当速いですし、操作感覚もクイックで楽しめます。以前、空港跡地のクローズドコースで試乗した時は、路面があまりよくないせいか、ちょっと電子デバイスによる過剰にクイックなハンドリングに不安感を覚えましたが、今回のようなちゃんとしたサーキットだとグリップがいいので楽しめますね。
では、動画でサウンドをお楽しみ下さい!