マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

子育て ①

2006年02月10日 | 子育て

民生委員をしていて、講演で聴いた中から書いてみます。 福岡教育大学名誉教授の横山正幸先生の講演で 『生活リズムを見直してみませんか?―笑顔かがやく子どもたちへ―』

まず、『テレビ視聴』 について。

最近の幼稚園児は人の話を聞くことも、注意を集中することもできない。この二つは読書能力の発達と密接なつながりがある。 注意を向ける能力は、あらゆる思考の基本的要素である。しかし、多くの経験豊かな教師は、「今の5歳児はわずか10年前の5歳児に比べて、注意力が劣っている」 と言っている。 注意を集中できずにぼんやりしたり、落ち着かない様子で絶えず動き回ったり、もじもじしたりする子どもは、読むことを学ぶための準備ができていない。 …その最も新しい要因は、テレビ視聴である。

これは 『テレビ症候群』 という本に書かれた文章です。書かれたのは、1982年。今から24年前ですよ。約四半世紀前に書かれた警告は、今、幼稚園や学校の現場ではもっともっと深刻な課題になっています。

次回は、過剰なテレビ視聴の悪影響について。