PTA活動をして多くの人と話をさせて頂いております。 子どものこと教育のことを話していて、結局は、 『親自身が成長しないといけない』 と考えさせられる機会が多いですね。
例えば、中途退学の問題。 希望と期待を胸にして入った高校を何故退学するのか? 背景は多様ですが、共通するのは親の甘さです。 親として子どもに語るべきことを持っていません。 親の考えを押し付けろ、とは言いませんが、親が真剣になっているかどうかは子どもは敏感に察知します。
今の日本人の精神年齢は、肉体年齢の7割で考えれば良い、と聞きます。 40歳なら28歳程度の成熟度だと。 そうすると、成人式で騒ぐのも判る。だって、14歳児の集まりなんだから。 さらに、7割の親が育てているのだから、その子どもは5割しかないのですよ、とさえ言われます。
これはとっても辛辣な表現ですが、根底にあるのは、 『だから、人間は成長し続けないといけないですよ。学校を卒業したら勉強は終わり、ではなくて、一生が勉強だし成長しないとダメですよ』 ということです。
自分の人生に対する希望、進路指導…あらゆる課題には親の成長が基本にあると考えます。