9月23日(水)、日曜日に緊急入院した義母もなんとか落ち着いてきたので、今日は、早朝5時半に那覇を出て辺野古に向った。シュワブ基地ゲート前には、今日は水曜日(議員行動日)ということもあって、大勢の人たちが座り込んでいる。
9月15日に翁長知事が埋立承認の取消しを表明したが、その後、ゲート前では警察の過剰警備が露骨になっている。本土から来たと思われる大勢の機動隊員が、座り込んでいる県民を暴力的に排除する。その混乱の中で、18日、19日、さらに22日と、不当逮捕が相次いでいる。
午前7時前に海上行動の集合場所へ。今日はYさんたちと「不屈」でカヌー隊のサポートを担当。他には「美ら海」と「平和丸」、カヌー隊は15艇ほどが海に出た。
辺野古でカヌー隊と合流した後、2班、3班を曳航して大浦湾の瀬嵩側にまわった。数隻の防衛局の作業船がフロートの手直し作業を続けている。すぐにカヌー隊がフロートに取り付き、作業停止を訴えた。船も作業船に近づいて抗議する。海保のゴムボートは遠巻きに見ているだけで、何故か規制には来ない。
防衛局の作業船は、カヌー隊の抗議で作業ができなくなると、すぐに諦めて次の場所に移っていく。それを追いかけてまた阻止行動。結局、作業船は午前11時頃、作業を中止して浮桟橋の方に戻っていった。
(昼食はカヌー隊は平島で。「不屈」の乗員らは船上で昼食をとった。)
(昼食後の休憩時間。Mさんが見事なシンクロナイズドスイミングを披露してくれた。これには海保や防衛局の監視員らも驚いたことだろう。)
防衛局の作業もないようなので、午後1時頃、海上行動を終える。
汀間漁港に戻り船を陸揚げした後、名護署に向った。昨日、韓国からピースアクションで来られた方がゲート前で不当逮捕され、まだ解放されていないのでその抗議行動だ。彼は、ゲート前の混乱の中で、身重のお連れ合いをかばおうとしてそのまま警察に拘束されたという。
Tさんが、時々、韓国語を交えてシュプレヒコール。きっと中の彼にも聞こえているにちがいない。