7月28日(火)、今日は海外の平和研究者らのグループが辺野古・大浦湾を視察するというので、「勝丸」「不屈」「美ら海」「平和丸3号」を出した。私はSさんと「勝丸」でカヌー隊のサポートを担当。
今日、来られたのは、アメリカ、イギリス、インド、韓国、ネパールなどの研究者たち12名とコーディネーター兼通訳の乗松聡子さんら。30日から京都で開催される「宇宙と平和国際セミナー」の参加者だという。辺野古でカヌー隊15艇と合流した後、海外の研究者の何人かがマイクを握りスピーチをされた。アメリカからの研究者は、「こんなきれいな海を壊さないで下さい! アメリカにも辺野古に基地を造らない方がいいと思ってる人はたくさんいます」と訴えてくれた。海保や防衛局の職員らも、これだけ多くの外国の人たちの訴えには驚いたことだろう。
(ネパールのAさんのアピール)
辺野古には昨日はフロートがなかったのだが、今日はほぼ半分ぐらいがフロートで締め切られていた。ここが完全に締め切られると海上ボーリング調査のための大型クレーン台船が戻ってくるということで、カヌー隊はその作業を阻止するために監視行動を続けた。
(シュワブ基地の浜では、大型クレーンを使ってフロートの片づけが続いていた。こうして浜に並べなおした後、海に引き出していく。)
(勝丸についてまわった海保のゴムボート)
防衛局はここ何日か、フロートに沿った何箇所かで潜水調査を続けている。台風のダメージで海底のコンクリートブロックやアンカーチェーン等に被害が出たため、あわてて補修作業を続けているものと思われる。
航路入口付近で漂っているフロートでも潜水作業が行われていた。この部分が何故切れたのかを調べているのだろう。
Aさんが昨日の釣果を差し入れてくれた。海上行動を終えた夕刻、皆でお刺身を堪能した。(右:タマン。左:ミーバイ)