チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<11月2日の辺野古>海上でも、ゲート前でも、必死の阻止行動が続く

2015年11月03日 | 沖縄日記・辺野古

  11月2日(月)、早朝から辺野古へ。ゲート前の阻止行動に顔を出した後、午前7時からは海上行動のミーティング。私は、Nさんと「不屈」に乗ることになった。他は、「平和丸1号」「ちゅら海」「勝丸」の計4艇。

 汀間漁港を出てすぐにフロートを超えた。海保のゴムボートが全速で駆けつけてくる。そして、それぞれの船に張り付き、「外へ出なさい!」とマイクで叫び続ける。

 しばらく併走していたが、「必要な措置をとる。ただいまの時刻午前●時●分」と言って、ゴムボートを「不屈」にぶつけるようにして横付けし、3名の「海猿」たちがドヤドヤと乗り込んできた。

  乗り込んできた「海猿」たちに抗議を続けたが、無理やり「不屈」もフロートの外に追い出されてしまった。早くカヌー隊に合流する必要があったため、船団は、今度は中に入らず、フロートに沿って航路入口から長島の岩礁の間を抜けて辺野古に向った。

 辺野古付近では、あちこちでカヌー隊のメンバーらが懸命の阻止行動を続けていた。作業員らがフロートの結び目の補強をしようとするのを、カヌー隊のメンバーらは「作業を止めて下さい!」と叫びながら作業船にしがみつく。ところが、フロートの外にもかかわらず、海保の「海猿」たちが次々と海に飛び込み、カヌー隊のメンバーらを拘束し始めた。海保は、もう完全に防衛局のガードマンだ。

  (カヌー隊による阻止行動。手前は海に飛び込み、泳いで現場に近づく「海猿」)

(海に飛び込んだ「海猿」たちに拘束され、ゴムボートに引き上げられようとしているカヌー隊メンバー)

(カヌー隊の一人の女性メンバー(中央、縞のライフジャケット)に10名以上の「海猿」たちが殺到)

 この日は、海保の暴力は特にひどかったようだ。カヌー隊の一人に女性が、海保に押さえつけられて何回も海に沈められたという。沖縄タイムスは次のように報じている。映像もあるので、是非、見てほしい。

「2日午前9時半ごろ、名護市辺野古沖で新基地建設に抗議していた名護市の女性(42)­が、海上保安官に拘束される際の動画を撮影した。女性は「保安官が私の両肩をつかんで­体重を乗せ、水中に3回沈めた」と訴えた。
 女性は制限水域を示すフロート内でカヌーから海に下り、沖縄防衛局の作業船の船首につ­かまっていた。胸の位置に着けた小型ビデオカメラで撮影した動画には、体が沈む前、手­を伸ばしてくる保安官の姿が写る。女性は「やめて! 助けて!」と叫んでいる。女性は取材に、「海面に出ると同時にまたすぐ沈められ、水を­飲まされた。怖かった。ここまでする必要があるのか」と語った。
 第11管区海上保安本部は「そういう事実は確認していない。現場の安全確保の観点から­適切に対処している」と説明した。」(沖縄タイムス WEB版)

 今日は、午後3時頃までこうした海上での阻止行動が続いた。

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<以下は早朝のゲート前での抗議行動>

(作業員らが乗った乗用車がゲートに近づいてきた。皆、車道に飛び出して車を止める)

(工事用ゲート前には工事用車両の進入を阻止しようと、100名ほどの人たちが座り込んだ。午前7時前、機動隊による実力排除が始まった。)

  4日からは、警視庁の機動隊も配備されるという。私は、海上行動もあるのでなかなかゲート前での行動ができず申し訳けないが、ともかく、一人でも多くの方がゲート前に集まっていただきたい。防衛局の問答無用の工事強行を阻止するためには、当面、毎朝早朝のゲート前の阻止行動が必要だ。

 

    

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