1月14日(木)、今年から水曜日だけではなく木曜日も集中行動日としてシュワブのゲート前に集まり、作業車両の進入を阻止しようということになった。今日が最初の木曜日、果たしてどれほど集まるか心配していたが、昨日よりも多い人たちがゲート前にぎっしりと座り込んだ。
今日も工事車両の進入を阻止できるかと思ったが、午前7時前、大勢の機動隊が出てきた。山城博治さんが、「これだけの人数が座り込んでいるのに、強制排除するのか! 怪我人が出るぞ! 許せない!」と叫ぶ。それでも午前7時過ぎから機動隊の実力行使が始まった。
皆、腕を組んで必死に抵抗する。人数が多いので排除はなかなか進まない。しかし、私もとうとう両手足を持たれて排除され、歩道に作られた「檻」の中に入れられてしまった。それでも皆で打ち合わせて、機動隊の壁を押す。今日はほとんどの機動隊が座り込みの排除にまわっているので、「檻」の前に立っている機動隊は少ない。皆で懸命に押し続け、とうとう機動隊の阻止線から脱出することができた。
「檻」から脱出することができたので、またゲート前の座り込みに戻った。機動隊が、なんとか車が通る幅を確保しようと強引な強制排除を続ける。結局、作業員らが乗った乗用車と2トンダンプに入られてしまったが、座り込みにより40分以上も車の進入を許さなかった。
その後、県の北部土木事務所に行く用があったのでゲート前を離れたが、参加者が少なくなった午前10時半頃、数台の工事車両に入られてしまったようだ。それでも、水曜日には工事車両の進入を完全に阻止し、木曜日も長時間に渡って工事車両を入れなかったのだ。集会では、山城博治さんが、「大勝利だ!」と帽子を投げ、カチャーシを踊った。
県、北部土木事務所で防衛局が計画しているシュワブ基地内のコンクリートプラント造成についての話しを聞く。班長にアポをとっていたのだが、昨日、高江に来た所長がわざわざ出てきてくれた。その後、那覇に戻り、県庁の建築指導課に行く。防衛局から県に図面が出され、県は、辺野古関連ということで、三役や弁護士とも協議して対応したということが分かった。この問題については、後日、まとめよう。