チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

音波探査の作業船に抗議---カヌー隊、2時間以上も制限区域内で頑張る!

2016年01月15日 | 沖縄日記・辺野古

  1月15日(金)はHさんと「平和丸1号」でカヌー隊のサポートにあたった。他は、「平和丸3号」と「美ら海」、カヌー隊は8艇が海に出た。最近は宜野湾の市長選の応援に行っているメンバーが多く、どうしてもカヌーの数が少ない。

 午前9時頃、長島の間を抜け、辺野古側に出た。ちょうど辺野古の浜から出たカヌー隊が着いたばかりだった。 気がつくと辺野古の海岸近くに防衛局の作業船が走っている。左舷側に海中に調査器具を降ろしている。海底の地層の状況を面的に把握するための音波探査のようだ。当初は予定されていなかった調査だが、昨年秋、海上ボーリング調査業務に追加発注されたものだ。

                   (大浦湾を行き来する音波探査の作業船)

 すぐにカヌー隊が作業船に抗議するため、辺野古のすぐ近くの岩礁地帯からフロートを超えて臨時制限区域の中に入った。いつもはフロートを超えた途端に海保に拘束されるのだが、一帯は極端に浅く海保のボートは近づけない。カヌー隊はそのまま大浦湾の奥へ進んでいく。音波探査の作業船は大慌てで撤退してしまった。

  

 カヌー隊は、結局2時間近く、臨時制限区域の中で抗議行動を続けた。その間、防衛局の作業船は戻ってくることができない。海保のボートは遠巻きに見守るだけでいっさい規制に入ることはできなかった。

   (海上ボーリング調査のスパッド台船の上には作業員の姿が見える。)

 今日は宜野湾で集会があるのでいつもより早く行動を終えようということになっていた。正午を過ぎ、カヌー隊全員がフロートから出たので、船団は乗員の乗り換えのため辺野古漁港に戻った。浜の座り込みテントで皆が戻ってくるのを待っていると、カヌー隊から無線連絡が入った。「作業船が戻ってきたため、再度、フロート内に入り抗議行動を行う」という。「サポート船がいないので無理をしないでください」と伝える。

 しばらくして今度は「美ら海」で辺野古に戻った。カヌーはもうフロートから出ている。それでもいったん戻った作業船はまた撤退してしまったようだ。海保のボートが何隻も集まっている。そして数人の海上保安官らがボートから降りて岩礁の上に立っている。午前中、カヌー隊に浅瀬から入られてしまったので、それを阻止しようと構えているのだ。

(辺野古近くで抗議行動を続けるカヌー隊。海上保安官らがボートから降りて岩礁の上に立っている。海岸には、防衛局の警備員だけではなく、基地の軍警、そして米兵らも出てきている。)

 カヌー隊はそのまま辺野古に戻っていった。「平和丸1号」と「平和丸3号」は午後も海案内があるそうだが、「美ら海」はそのまま汀間漁港に戻り、この日の行動を終えた。

**************

 朝は、那覇で2人を乗せ、辺野古に向った。午前7時前にゲート前に着く。ちょうど機動隊の規制が始まったところだった。2人は急いで座り込みに参加。私はしばらく様子を見ていたが、海上行動のミーティングがあるのでゲート前を離れた。 

 

 

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日もゲート前に380名が集ま... | トップ | <1月16日の辺野古>カヌー隊... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記・辺野古」カテゴリの最新記事